「お」の釣り言葉・用語(収録数:45単語)
・追いアワセ
「追いアワセ」とは、一度目のアワセのあと、よりしっかり針掛かりさせるために、もう一度アワセをいれること。主に口が硬い魚がターゲットの時に行う釣りテクニックの一つ。
・追い食い
「追い食い」とは、サビキなどの複数針の仕掛けで、1匹目が掛かった時に仕掛けを回収せず、2匹目、3匹目も掛けてから回収すること釣りテクニックの一つ。
・追い星(おいぼし)
「追い星」とは、アユ(鮎)の胸ビレ付近に浮かぶ黄色い点のような模様。成長しナワバリを持つアユ程、鮮やかな追い星が現れるといわれる。
・大潮(おおしお)
「大潮」とは、潮の満ち引きの内、干満の差が大きい日のこと。大潮周りは魚の活性も高くなり釣りにとって釣果が期待できる期間。
・大艫(おおとも)
「大艫」とは、船の後ろの席のこと。(船の最後部の席)
・オーバーハング
「オーバーハング」とは、釣り座の足元部分の海中側面がえぐれている地形や、水面に向かってせり出し覆い被さるようになっている場所のこと。大物が潜んでいる可能性が高いポイントでもある。
・オーバースロー(上手投げ)
「オーバースロー」とは、釣りの投げ方の一つで竿を上段に構え、リール部を真上になるように持ち、真っ直ぐ目標に向かって振り抜くためコントロールがつきやすい最も基本的な投げ方。
・オープンウオーター
「オープンウオーター」とは、ウィードなどの障害物もない開けたポイント(水域)。
・おかわり
「おかわり」とは、同じ魚がもう一度釣れること。
・陸っぱり(おかっぱり)・陸釣り
「陸っぱり」とは、岸や陸地の釣り場。陸っぱり釣りというように岸からの釣りの総称。
・オカメ釣り
「オカメ釣り」とは、淡水魚のタイリクバラタナゴをターゲットにした釣り。オカメはタイリクバラタナゴの愛称。
・沖
「沖」とは、岸から遠く離れた水域のこと。
・沖上がり
「沖上がり」とは、沖での釣りを終わりにして、沖から陸地に戻ること。
・オキアミ
「オキアミ」とは、エビのような見た目のプランクトンのこと。イソメ類と同様に釣り餌の定番で主にメジナなどを狙ったウキ釣りでも良く使われる。
・沖磯(沖磯)
「沖磯」とは、陸から離れた水域(沖)にある磯場をのこと。地続きの磯は地磯と呼ぶ。場荒れしてない分、大物が狙えるポイント。
・置きザオ(おきざお)
「置きザオ」とは、仕掛けをポイントに入れて魚が掛かるまでサオを置いて待つ釣り方の一種。
・沖釣り(おきつり)
「沖釣り」とは、釣り船などで沖へ出て魚を釣ること。
・沖堤(おきてい)
「沖堤」とは、沖に作られた堤防(防波堤)のこと。魚影が濃いこともあり、人気の釣り場の一つで、沖提に渡るときは渡船を利用する。
・沖根(おきね)
「沖根」とは、沖にある海中の岩礁帯やサンゴ礁などの総称。
・送り込み(おくりこみ)
「送り込み」とは、主に磯釣りなどの時に使われる仕掛けを潮の流れに合わせて流すこと。また、魚のアタリがあった時にアワセとは反対に、サオ先を下げたりラインを緩めたりして魚に違和感を与えないようにして食い込みをよくする釣りテクニックの一つ。
・押さえ込み(おさえこみ)
「押さえ込み」とは、穂先が曲がったままになったり、ウキが沈んだままになるアタリの種類。
・オシュレート
「オシュレート」とは、リールのハンドルを回したとき、スピニングリールのハンドルの回転に合わせてスプールが前後に動くこと。
・遅アワセ
「遅アワセ」とは、アタリがあってもすぐにアワセず魚の気配を確認してから、少しタイミングを遅らせて合わせる釣りのテクニックのこと一種。
・オダ
「オダ」とは、主に水底に沈んだ枯れ枝などの障害物の総称で自然な物から人工的にまとめて沈めて使う仕掛けなどもある。
・オタフクオモリ
「オタフクオモリ」とは、重りの一種で名前の通りおたふく型の形状をしている。海底で安定しやすいため主にブッ込み釣りに使われる。
・落ち
「落ち」とは、魚が水温の低下に合わせて越冬するために深場に移動すること。反対に水温上昇や産卵のために、浅場へ移動することを乗っ込み(のっこみ)という。
・落ち込み
「落ち込み」とは、川底や海底が段になっていて、急に深くなっている地形や場所。
・オデコ
「オデコ」とは、魚が一匹も釣れない状態のこと。ボウズやアブレと同義語。
・落とし込み(落とし込み釣り)
「落とし込み」とは、釣り方の種類の一種で、使う場面で異なり、一つは堤防の際からエサを自然に落としチヌを狙う釣り方と、船釣りのフィッシュイーター狙いの釣り方で一度、中層でイワシやアジを掛けたあとそのまま、深場に仕掛けを送り込む釣法がある。
・オトリ
「オトリ」とは、アユ釣りの釣り方の一種。アユの友釣りで使うオトリアユのこと。
・オニチョロ
「オニチョロ」とは、主に渓流で使うエサの種類。カワゲラの幼虫で、川底の石裏に付いているので採取しやすく、渓流釣りの万能エサ。
・オバセ
「オバセ」とは、アユの友釣りで使う用語。オトリアユの上(水中部分)に作るイトフケやたるみのこと。オバセの度合いでオトリアユをコントロールすることができる。
・オフショア
「オフショア」とは、陸から離れた水域のこと。陸から離れた水域で釣りをすること。船釣りのこと。
・オフセットグリップ
「オフセットグリップ」とは、ベイトロッドで見られるグリップの一種。ライフル銃の握りのような形に似ている。
・オフセットフック
「オフセットフック」とは、ワームなどで使う釣り針の一種。根掛かりがしにくい形状に合わせてなっている。
・オマツリ
「オマツリ」とは、自分と他人の仕掛けやラインが絡むこと。自分の仕掛けが絡まることを手前マツリという。
・面舵(おもかじ)
「面舵」とは、船首に向かって右側に船を進めること。(左側に進めることは取舵という)
・オモリ(錘)
「オモリ」とは、ウキの浮力調節や、エサや仕掛けを沈めたり、遠くのポイントに仕掛けを投入するための釣りの道具の一種。素材も様々でタングステンや鉛、スズ、真鍮などがあり重さやサイズも細かく分かれている。
オモリのサイズや重さについてはこちら
【釣りで使うオモリ(錘)】のサイズや重さの単位まとめ
・オモリ負荷(おもりふか)
「オモリ負荷」とは、その釣り竿(ロッド)に適したオモリの重さを表わす表記。オモリ負荷15号とあれば、15号前後のオモリをつけるのが竿のポテンシャルを最も引き出せるという表示。
・オモリベタ
「オモリベタ」とは、オモリが完全に水底に付いて安定している状態。
・親潮(おやしお)
「親潮」とは、別名「千島海流」とも呼ばれ、千島列島に沿って南に向かって進み、日本の東まで達する冷たい海流(寒流)のこと。
・親バリ(おやばり)
「親バリ」とは、小魚などの生餌を使った「のませ釣り」などで使う2本の針の内、大きい方の針のこと。小さい方のハリは孫バリと呼ぶ。
・泳がせ釣り(およがせつり)
「泳がせ釣り」とは、釣り方(釣法)の一種。活きた魚をエサにして、泳がせながらフィッシュイーターを狙う釣り方。
・オンス(ons)
「オンス」とは、主にルアーフィッシングで使うことが多い重さの単位(ヤード・ポンド法)。1オンスは約28g。
・オンドマリ
「オンドマリ」とは、川や用水路、細長い沼などの突き当たり部分のこと。地域によっては地磯の行き止まりをオンドマリということもある。