手長エビ釣りは、簡単な道具で初心者はもちろん、子どもから大人まで手軽に楽しめる釣りです。手長エビの基本的な釣り方や仕掛け、釣る為のテクニック、おすすめのエサまで、手長エビ釣りで釣果アップさせるための方法を実際の経験をもとにご紹介します。
手長エビ釣りの基本
釣りに必要な道具
手長エビ釣りは、特に専用の道具も必要なく、簡単な道具で十分楽しめます。
- つり竿: 釣り場にもよりますが、1.5~2.0mくらいの軽量なノベ竿が取り回しもしやすく、おすすめです。
- 道糸: ナイロンラインの06~0.8号程度で十分です。ただし、岩場のようなラインが頻繁に擦れるような釣り場の場合は、1号あると安心です。
- 仕掛け: 小型の玉ウキを使ったシンプルな仕掛けが一般的ですが、仕掛けを自作する場合はシモリ浮きも使います。
- 針: 針は専用の小さなエビ針(2~3号)かタナゴ針、秋田狐あたりが針掛かりも良いですね。
- オモリ: 浮きの浮力に併せて軽めのガン玉や板おもりを使います。
- エサ: 赤虫、サシ、ミミズなどが一般的ですが、雑食性なのでベビーホタテや魚肉ソーセージでも食いつきますが、やはり赤虫やサシの食いつきが良いです。
釣り方
- ポイント選び: 手長エビは、水深が浅く流れが穏やかな場所を好みます。岸際の石の下や水草の根元などに隠れています。
- 仕掛けの投入: 仕掛けを遠投する必要はなく、狙いのポイントにピンポイントで落としましょう。
- 誘い方: 竿先をゆっくりと上下させ、エサを動かして手長エビを誘います。
- アワセ: 手長エビがエサに食いついたら、軽く合わせます。
- やり取り: 手長エビはあまり強く引かないので、ゆっくりと引き上げてランディングしましょう。
- 釣り場: 河川の汽水域、特に水深が浅く流れが穏やかな場所がおすすめです。
- 時期: 春から秋がシーズン。特に初夏から夏にかけては産卵期のため、浅場に多く現れます。
釣果アップの秘訣
- エサの付け方: 針にしっかりと固定し、エビのサイズに合わせて調整しましょう。
- 時間帯: 夜釣り、特に満潮時や干潮時が狙い目。
- 天候: 曇りや雨の日、夕暮れ時などは活性が高まる傾向があります。滑りにくい靴やライフジャケットなど安全装備をしてくださいね。
- ポイント: 障害物が多い場所、水深の変化がある場所などがおすすめです。
ちょっとしたテクニック
- エサの種類のローテーション: 同じエサばかりではなく、色々なエサを試してみることで、その日のエビの好みを探ることができます。
- 仕掛けの自作: 市販の仕掛けだけでなく、自作の仕掛けを使うことで、より繊細な釣りを楽しむことができます。
- ポイントの記憶: 釣れた場所を記録しておくと、次回の釣行に役立ちます。居心地の良いポイントには、エビが集まりますよ。
手長エビ料理レシピ
釣った手長エビをもっと美味しく食べるために、簡単なレシピも紹介します。いずれもしっかり泥を吐かせて下処理するのが大事ですよ。
- 天ぷら: サクサクの衣で揚げると、エビの旨みがぎゅっと凝縮されます。
- 唐揚げ: 外はカリッと、中はふっくらとした食感が楽しめます。
- 塩焼き: シンプルな味付けでも、エビ本来の味が楽しめます。
ちなみに釣った後の流れはこんな感じです!人によってやり方は色々なので一つの参考に。
1.釣れたらエアーポンプで1日~2日活かして泥を吐かす
2.氷水で絞める
3.絞めたら塩で揉み洗いしてぬめりや汚れを落とす
4.水で洗い流したらキッチンペーパーで水気を取る
5.お好きな調理法で仕上げたら、ビールと一緒にいただきます!
手長エビ釣り「あるあるネタ」
- 釣った手長エビの泥吐きが待ちきれず料理しがち
- ハサミに挟まれ一瞬焦りがち
- 自分だけのオリジナル仕掛けを作りがち
- 自分だけの特エサを研究しがち
- 赤虫の体液が透明になっても交換しないで使いがち
手長エビ釣りのまとめ
手長エビ釣りは、自然の中でリラックスできるだけでなく、釣ったエビを自分で調理して食べる喜びも味わえる魅力的な釣りです。
- 手軽に始められる: 比較的簡単な仕掛けで、初心者でも気軽に楽しめます。
- 観察の楽しさ: 手長エビの生態を観察することは、釣りをより一層面白くします。
- 美味しい: 天ぷらや唐揚げなど、様々な料理に活用できます。
手長エビ釣りは、静かな場所でのんびりと楽しむことができ、初心者でも手軽に挑戦できる釣りです。お子様やご家族と一緒に楽しむのもおすすめですので、ぜひ挑戦してみてください。