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【アカムシ完全ガイド】淡水小物釣りの定番エサ!釣り人目線で解説する使い方・保管法・釣果アップのコツ

釣り餌「赤虫(アカムシ)」のTOP 釣り情報まとめ
釣り餌「赤虫(アカムシ)」

釣り餌「赤虫(あかむし)」とは?

「最近、魚の食いが渋いな…」「タナゴやクチボソを狙いたいけど、食い渋りが心配」――
そんな時に頼れるのが、生きエサの中でも圧倒的な信頼を誇るのが**アカムシ(赤虫)**です。

この記事では、淡水釣りも愛する筆者が、アカムシの魅力と使いこなし方を釣り人の視点から徹底解説します。
特に小物釣りや管理釣り場、寒冷期の釣行では一読の価値あり!

赤虫(アカムシ)
赤虫(アカムシ)

アカムシとは、ユスリカ(蚊の一種)の幼虫で、水中に棲む赤く細い虫です。水底の泥中などに生息しており、自然界では多くの淡水魚が常食しています。

赤い色は、酸素を運ぶヘモグロビンの量が多いため。これにより、酸素が少ない水中でも生き延びることができます。

▼ なぜアカムシが釣れるのか?

  • 視認性が高い(赤く目立つ)
  • ナチュラルな動き
  • 本来の捕食対象に近い

魚にとって「違和感のないエサ」だからこそ、釣果に直結するのです。


赤虫で釣ったテナガエビ
赤虫で釣ったテナガエビ

アカムシは主に淡水の小物釣りで真価を発揮します。具体的には以下のような魚種に有効です。

魚種コメント
ヘラブナ冬や早春の低活性時にも◎。グルテンに混ぜるのも効果的。
タナゴ専用仕掛けでアカムシ1本付け。吸い込みが非常に良い。
クチボソ(モツゴ)動きに即反応。数釣りに最適。
オイカワ(ハエ)流れのある川での釣果が良好。流すと自然に口を使う。
ヤマベ(カワムツ)ピンポイントで落とすと好反応。
ブルーギル小型針&団子状アカムシで面白いほど釣れる。
金魚・メダカ釣りイベント釣りや観賞魚用にも。食いつきは抜群。
テナガエビアカムシとサシが定番エサ

特に「食いが渋い」「撒き餌に反応しない」ときの切り札的存在です。


赤虫(アカムシ)単体
赤虫(アカムシ)単体

▼ アカムシの針への付け方

  1. 頭側からまっすぐに通す:体液が漏れないように注意。
  2. 針先を少しだけ出す:違和感を最小限に。
  3. 数本まとめて団子状にする:濁りのある水やアピール力重視の場面で有効。

💡小技:吸い込み系のターゲットには、針先にアカムシをちょん掛けにすると針掛かりしやすくなりますよ。啄ばむ系には、通し刺しで針先を少し出すのがポイントです。


▼ 釣果アップのコツ

  • 食い渋り=アカムシを使え!
     グルテンや練りエサに反応しないときの最後の砦。
  • 水温が低い冬場ほど真価を発揮
     動かない魚も、目の前にフワッと落ちてくるアカムシにはつい口を使ってしまう。
  • 管理釣り場でも有効
     トラウト管理釣り場では禁止のところもありますが、ヘラブナ池では圧倒的な使用率。

▼ 保存の基本

状況方法
当日中に使う涼しい場所に置く+湿らせたキッチンペーパーに包む
数日保存冷蔵庫で5〜10℃前後。密閉しすぎない容器に。
長期保存冷凍可(ただし死ぬ&動かなくなる)

💡冷凍保存したアカムシは“寄せエサ”として使う人もいますが、動きがなくなるため食いは落ちるのが実情です。

ちなみに水の中でエアーを使って生かすことも出来ますが、しばらくすると蚊になるのでご注意を(笑)


  • 釣具店のエサ売場
  • ネット通販(冷蔵便で対応しているショップ多数)
  • 釣り堀や管理池で販売されていることもあり

※生エサのため、ネット購入時は到着日時の確認をお忘れなく。


「真冬のヘラ釣りで、他の人がボウズでもアカムシで数枚出せた」
「タナゴ釣りでは、グルテンや黄身練りよりもアカムシの方が安定する」
「子どもと一緒に金魚釣りを楽しむ時も、アカムシなら確実に釣れる」

一部の釣り人には「グロいから苦手」と敬遠されがちですが、その実力は折り紙付きです。


新聞紙の上の赤虫(アカムシ)
新聞紙の上の赤虫(アカムシ)

アカムシは、特に小物釣りにおいて他のエサでは代用できない“生きた武器”です。
グルテンや練りエサでは反応が鈍いと感じたとき、ぜひ一度使ってみてください。

見た目に抵抗があっても、釣果の差が明確に出ることを一度体験すれば、淡水小物釣りでは外せない定番エサになるはずです。

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