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【アイゴ】の釣り方ガイド|毒対策・仕掛け・エサ・主な食べ方まで実体験で解説

アイゴ釣り 釣り雑学・知識
アイゴ

アイゴは、磯や堤防でよく見かけるあのトゲトゲした魚。背びれや腹びれ、尻びれに毒があって、うっかり触るとかなり痛い思いをします(私も一度やられました…笑)。
でも、この魚、実は引きも強くて、食べても美味しいんです。釣り味も食味も良い、ちょっとクセになる相手。

40cm以上まで育つ個体もいて、群れで行動するので、ハマると数釣りが楽しめます。扱いにさえ注意すれば、じっくり狙いたいターゲットです。

アイゴは1年中狙えますが、一番活性が上がるのは春〜秋(特に5〜10月)です。
この時期は浅場に入ってきて、朝マヅメや夕マヅメに動きが活発になります。
自分の経験では、夏場の夕方、潮が動き出すタイミングが特にチャンスですね。

時期釣れやすさポイント
春(4〜5月)岩場の浅場に群れが寄る
夏(6〜8月)数釣りシーズン・小型中心
秋(9〜10月)サイズアップのチャンス
冬(11〜2月)深場狙い・寒さ対策必須

アイゴは岩礁帯やテトラ、堤防の壁際など、海藻が多い場所にいます。
磯で釣るのもいいですが、港のスロープや防波堤のヘチでも意外と釣れます。

おすすめの狙い方は、海藻の上を軽く仕掛けを流すイメージ。根掛かりを避けつつ、エサを自然に漂わせるのがポイントです。
潮が動いて、海藻がゆらめいている時がチャンスですよ。

アイゴは引きが強く、針がかかるとすぐに根に潜ろうとします。
そのため、仕掛けは少し強めが安心です。

タックル例(堤防・磯向け)

  • ロッド:磯竿 1.5〜2号(5m前後)
  • リール:スピニングリール 2500〜3000番
  • 道糸:ナイロン 3〜4号
  • ハリス:フロロ 2〜3号
  • 針:チヌ針 2〜4号

ウキ釣り仕掛けが定番ですが、浅場ならウキを小さくした半遊動仕掛けが扱いやすいです。
根が荒い場所では、ウキ下を浅めにして、海藻の少し上を流すとヒット率が上がります。

アイゴは雑食で、海藻も動物性のエサも食べますが、釣りで使うならオキアミ系が一番反応がいいですね。

エサ特徴
オキアミ定番。マキエとの相性が抜群
サナギスレたアイゴに効果的
練り餌グレ釣りで使う餌でOK
海藻(アオサなど)現地の食性に合わせると効果あり

特に夏はエサ取りが多いので、海藻やさなぎやフナムシの虫系が便利です。
大きめのオキアミを少しカットして、針先をちょい出しにするのが定番パターンです。

どの魚も共通ですが、まずは、アタリダナを探しながら、ウキ下をこまめに調整します。
アイゴは口が小さくて硬いので、針掛かりが甘く、ウキが沈んだ瞬間に合わせるとスッポ抜けが多い魚なので、私のコツは、ウキがスーッと沈み込んでから1呼吸おいて「ふんっ!」とアワセること。

掛かったら、迷わず竿を立てて一気に浮かせます。

根に入られたらアウトなので、ドラグはやや締め気味に。
一尾釣れたらその場で続けて狙うのもおすすめ。群れがいると連発することがありますよ。

ここが一番大事です。
アイゴは背びれ・腹びれ・尻びれに毒があるので、素手で絶対触らないようにしましょう。

釣れたら、

  • フィッシュグリップで固定
  • 針外しはペンチで慎重に
  • タオル越しでもヒレには触れない
  • 速やかに棘ヒレをハサミで切り落とす

もし刺されたら、アイゴの毒はタンパク毒なので、すぐに40〜50℃の湯で患部を温めると、毒の痛みが少し和らぎます。
(私も一度刺されて試しましたが、本当に効果あります…!)

その時は、アイゴ釣りで慣れている友人が準備してたお湯で助かったので、それ以降、アイゴを狙いに行く場合は、お湯も準備するようになりました。

アイゴは、ヌメリと内臓が磯臭さの原因なので、すぐに血抜き・内臓処理をすればかなり美味しい魚です。

おすすめの料理はこの3つ。

  • 刺身:新鮮なら歯ごたえが最高
  • 塩焼き:皮の脂がうまい
  • 煮つけ:淡白な身に甘辛ダレがよく合う

臭みが気になる人は、塩を振って軽く湯引きしてから調理すると、クセが抜けて食べやすいですよ。

毒と磯臭さのイメージが強いアイゴですが、実際に釣ってみると引きは力強く、食べれば美味しい。
慣れてくると「また狙いたい」と思える魚です。

安全対策さえしっかりすれば、堤防でも手軽に狙えるので、ぜひ挑戦してみてください。
一度うまく釣り上げて調理してみれば、「アイゴ、悪くないな」と思うはずですよ。

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外ネタ情報局

こんにちは!「外ネタ情報局」局長です。
首都圏在住、40代後半で、釣り歴は30年以上。五目釣りを中心に、釣り場でのんびり過ごす時間が大好きです。釣りだけでなく、キャンプやアウトドア全般、料理も趣味で、自然の中での時間を楽しんでいます。

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