釣り道具は昔の尺貫法の名残で号数表記が使われているので、現在の単位とは単純な換算は出来ないのです。
そこで分かりにくい「釣りのオモリ(錘)」にまつわるサイズや重さの単位を整理してみました。
「オモリ(錘)」の種類とサイズ・重さ(g)
「ガン玉」の単位と表記
サイズ | g(グラム) |
---|---|
B | 0.55 g |
2B | 0.75 g |
3B | 0.95 g |
4B | 1.20 g |
5B | 1.85 g |
6B | 2.65 g |
ガン玉は球状の鉛の真ん中あたりに割れ目が入っており、この割れ目に道糸やハリスをはさみ、割れ目をつぶして固定して使うオモリです。
主にウキの浮力調整に使うことが多いですが、クロダイなどを狙うヘチ釣りや、メジナを狙うフカセ釣り、アジやメバルを狙ったルアー釣りのシンカーとして使うこともあります。
「ジンタン(カミツブシ)」の単位と表記
サイズ | g(グラム) |
---|---|
8号(G8) | 0.07 g |
7号(G7) | 0.09 g |
6号(G6) | 0.12 g |
5号(G5) | 0.16 g |
4号(G4) | 0.20 g |
3号(G3) | 0.25 g |
2号(G2) | 0.31 g |
1号(G1) | 0.40 g |
ジンタンの用途はガン玉と一緒ですが、歯でかみつぶしてラインに取り付けるので「カミツブシ」とも呼ばれます。ガン玉のB号より小さいサイズのものを「ジンタン(カミツブシ)」と呼びます。
「割りビシ」の単位と表記
サイズ | g(グラム) |
---|---|
極小 | 0.2 g |
小小 | 0.22 g |
小 | 0.4 g |
中 | 0.75 g |
大 | 0.9 g |
大大 | 1.35 g |
特大 | 2.1 g |
割ビシはガン玉の形状が楕円になったタイプのオモリで用途はガン玉と同様です。歴史はガン玉より古くサイズの表示も大・中・小といったサイズ表記の特徴があります。
また、ガン玉は装着後も移動させやすいのに対し、割りビシはほとんど動かないため、水の抵抗が大きい流れの強いポイントでは、重宝します。
その他「ナス型や小田原型、中通しオモリ、胴突き型など」の単位
サイズ | g(グラム) |
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0.3号 | 1.125 g |
0.5号 | 1.875 g |
0.8号 | 3.00 g |
1号 | 3.75 g |
1.5号 | 5.625 g |
2号 | 7.50 g |
3号 | 11.25 g |
4号 | 15.00 g |
5号 | 18.75 g |
6号 | 22.50 g |
7号 | 26.25 g |
8号 | 30.00 g |
9号 | 33.75 g |
10号 | 37.50 g |
11号 | 41.25 g |
12号 | 45.00 g |
13号 | 48.75 g |
14号 | 52.5 g |
15号 | 56.25 g |
16号 | 60 g |
17号 | 63.75 g |
18号 | 67.50 g |
19号 | 71.25 g |
20号 | 75.00 g |
21号 | 78.75 g |
22号 | 82.5 g |
23号 | 86.25 g |
24号 | 90 g |
25号 | 93.75 g |
26号 | 97.5 g |
27号 | 101.25 g |
28号 | 105 g |
29号 | 108.75 g |
30号 | 112.50 g |
35号 | 131.25 g |
40号 | 150.00 g |
45号 | 168.75 g |
50号 | 187.50 g |
60号 | 225 g |
70号 | 262.5 g |
80号 | 300 g |
90号 | 337.5 g |
100号 | 375 g |
120号 | 450 g |
150号 | 562.5 g |
200号 | 750 g |
250号 | 937.5 g |
300号 | 1,125 g |
投げ釣りから、サビキ釣り、船に乗っての深場釣りなど幅広いオモリで採用されているサイズ表記。キンメダイなどを狙う釣りでは1kgを超える重さのオモリを使うこともある。
※釣り具のサイズや号数には統一基準がないため各メーカーによって異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください