東京都江東区にある「豊洲ぐるり公園」は、都心からのアクセスが良く、気軽に本格的な釣りが楽しめる人気のフィッシングスポットです。
護岸沿いには安全柵も整備されており、初心者や子ども連れでも安心で、休日のレジャーとしても人気を集めています。
ここで釣れる魚は、シーバスやハゼ、クロダイ、タチウオ、時には青物まで姿を見せることもあり、シーズンごとに多彩な魚との出会いが楽しめます。
豊洲ぐるり公園の釣り場を一言で紹介すると、
「アクセス抜群で、ハゼやクロダイから青物まで狙える都心型の夢がある釣りスポット」
それが、釣り場「豊洲ぐるり公園」です。

【豊洲ぐるり公園】の釣り場の概要
| 項目 | 詳細 |
| 所在地 | 東京都江東区豊洲六丁目地先 |
| アクセス | ゆりかもめ「市場前駅」より徒歩約10分 |
| 駐車場 | あり(24時間利用可能な有料駐車場) |
| 利用料金 | 無料 |
| 利用時間 | 24時間(休園日なし) |
| 設備 | トイレ、水道、常夜灯、自動販売機 |
| 周辺施設 | 豊洲市場、コンビニ、飲食店、大型商業施設など |
【豊洲ぐるり公園】で釣れる魚とシーズン

- シーバス(セイゴ、フッコ)
春・夏・秋・冬と年間を通して狙えるターゲットで、豊洲ぐるり公園では、夏頃からフッコサイズが混じるようになってきます。ここでの釣り方はルアー釣りが人気で、70cmクラスの大物の実績もあります。 - ハゼ
夏・秋・冬で釣れる魚ですが、特に秋口が型も良く数も出ます。豊洲ぐるり公園では、12月も落ちハゼが狙えますが、2月~3月は釣果が落ちるので、この時期のハゼ釣りは厳しいですね。 - クロダイ
春・夏・秋・冬と年間を通して釣れますが、2025年は特に9月と6月、4月が釣り場全体で多く釣れていて、私も9月に釣っています。 - アジ・イワシ・サッパ
夏・秋に釣れるターゲット。潮回り次第で釣れる種類が変わりますが、豊洲ぐるり公園では、サッパの釣果が一番多く、群れで回遊してくるサビキ釣りの主役。2025年9月後半に52匹釣れました! - イシモチ
春・夏にかけてBBQ広場前で実績が多いターゲットです。釣り方は、10号程度の重りに、青イソメを付けて、ちょい投げで釣れます。ここで釣れたイシモチは、塩焼きにして食べてます。 - タチウオ
秋・冬に釣れてる魚です。豊洲ぐるり公園では、例年11月・12月の夜釣りで釣れています。2024年は一人で5匹以上釣れた実績もあります。釣り方は基本的にルアー釣りで、大体指3~4本サイズが多いですね。 - ブリ(ワカシ・イナダ・ワラサ)
秋に狙えるターゲット。湾奥河口域で信じられませんが、豊洲ぐるり公園では、2024年の11月、12月にも実績があり、ワカシ、イナダサイズが多いですが、中には90cmオーバーも上がっています。私はまだ、釣りあげられていませんが夢がありますよね。
ちなみに仕掛けは、釣ったサッパを背掛けにして、エレベータ仕掛けでの泳がせ釣りが一番と、「豊洲の主」を名乗る人物から教わりました!
【豊洲ぐるり公園】の「エリア別」釣り場紹介
晴海大橋周辺のポイント

豊洲ぐるり公園は、あまりポイントに変化はありませんが、その中では堤防が角になっている所は潮の流れに変化が出来、餌が溜まりやすいので、特に上げ潮の時がねらい目になります。

ちょうど釣りに行った日は、小潮だったのですが、上げ潮の時に曲がり角付近でゴミが溜まって浮いている所があり、サビキ仕掛けを落として誘ったら、サッパが釣れました。
ここでの基本的な釣り方としては、堤防際でも水深3メートル以上あるので、仕掛けを底まで落として、徐々に棚を上げながら、丁寧に当たり棚を探る感じです。

豊洲ぐるり公園でサビキ釣りをするなら、水深があるので、集魚プレートの上下2段付けが、個人的には実績もありオススメです。

晴海橋付近の釣り場の注意点としては、晴海橋の下が釣り禁止エリアになっていること。
過去に、この付近でキャストしたルアーが通行人に刺さる事故があったそうなので、絶対に禁止されているエリアでは釣りはしないようにしましょう!
豊洲大橋周辺のポイント

このポイントでの狙い目は、シーバスです!
シーバス釣りのセオリー通り、特に夕暮れ以降に出来る橋の明暗部分を軸に、ルアーを通す釣り方が釣果が上がりやすいですね。

晴海大橋の下は、真夏の炎天下や、雨の日など天候が厳しいときに、避難しながら釣りが出来ますね。
ただし、スペース的には、そんなに広くは無いので、オーバーキャストなどする場合は、必ず周りを確認してから、キャストするようにしましょう!

この船着き場周辺は、今までの釣ってきた中ではクロダイのアタリが多いポイントです。船着き場の下に潜んでいて、そこから出てくるクロダイを何度か目撃しています。

この釣り場は、どこも足元から水深があるのが大きな特徴で、岸壁際でも約3〜5mくらいはあります。
BBQ広場周辺のポイント

豊洲ぐるり公園の釣り場は、先端のポイントも含めて、どこもフラットで全面に柵が設置されているので、小さい子供と一緒でも安心して釣りができます。

ちなみに、公園の手すりの形状は丸型なので、手すりに付ける竿立て(竿受け)は、丸パイプにフィットするものじゃないと、落ちちゃうのでご注意ください!

豊洲ぐるり公園の釣り場は、どの場所でもだいたい同じくらいの高さがあり、潮の満ち引きにもよりますが、海面まではおよそ2メートル以上あります。
そのため、水を汲むときはロープ付きの水くみバケツがないと届きません。
また、シーバスなどの大きな魚が掛かることもあるので、タモ(魚をすくう網)は3メートル以上の長めのものを準備しておくと安心です。
【豊洲ぐるり公園】のおすすめの釣り方
1. ちょい投げ釣り(ハゼ、イシモチ狙い)

豊洲ぐるり公園では、護岸からちょいと投げるだけで魚が狙えるチョイ投げ釣りが人気です。
遠くまで投げる必要がなく、初心者でも気軽に楽しめるのが魅力です。
仕掛けはシンプルでOK。
10〜15号ほどのオモリにちょい投げ仕掛け(2本針タイプなど)をつけ、エサにはアオイソメを使うのがおすすめです。
足元から20~30メートルほど投げて、海底を感じながらゆっくりと底を引いてくるだけでも、ハゼやイシモチなどが狙えます。
特に夏〜秋にかけては、ハゼの数釣りが楽しめるベストシーズン。
軽いタックルで気ままに竿を出せば、都心とは思えないのんびりとした釣り時間を味わえます。
2. サビキ釣り(アジ、イワシ、サッパ狙い)


豊洲ぐるり公園では、サビキ釣りも人気の釣り方です。
堤防の足元に仕掛けを落とすだけで魚が寄ってくるので、初心者やお子さんでも簡単に楽しめます。
仕掛けはサビキ仕掛け(6本針前後)に、アミエビをカゴに入れて使うのが基本。さらに集魚プレートを付ければ最強です!
狙える魚は、アジ・イワシ・サッパなどの回遊魚で、特に夏から秋にかけては群れが入りやすく、数釣りのチャンスもあります。
※最近コマセを使っても大丈夫みたいですが、こぼしたら絶対にキレイに洗い流してください!
コツは、魚の群れが見えたらテンポよく仕掛けを上下させること。
日中でも釣れますが、朝夕のマヅメ時が最も釣果が期待できる時間帯です。
家族連れや初心者でも、気軽に「釣れる楽しさ」を体験できるおすすめの釣り方です。
3. ルアー釣り(シーバス、タチウオ狙い)

豊洲ぐるり公園は、都心にいながら本格的なルアー釣りが楽しめる貴重なスポットです。
特に人気なのは、シーバス(スズキ)狙い。夜になると常夜灯周りにベイト(小魚)が集まり、それを追ってシーバスが回遊してくるため、ナイトゲームが盛り上がります。
ルアーは、ミノー・バイブレーション・ワーム系ルアーなどが定番。
風が弱い日や潮の動きがあるタイミングを狙うと、ヒット率がグッと上がります。
また、季節によってはタチウオやカマスなどの回遊魚もヒットすることがあり、意外な大物に出会えるのも魅力です。
軽装でも挑戦できるので、仕事帰りに短時間で楽しむ“都会派アングラー”にもおすすめの釣り方です。

ボラパターンも結構熱いですよ!
4.ヘチ釣り(クロダイ狙い)


豊洲ぐるり公園では、堤防の壁ぎわを狙うへち釣りも人気です。
足元の護岸にはカニや貝類が多く、そこを狙ってクロダイ(チヌ)やキビレなどが回遊してくるため、じっくり探る楽しさがあります。
仕掛けはとてもシンプル。
軽いオモリとハリをつけ、エサにはイガイやカニ、イソメなどを使用します。
竿先で壁際をそっと落として、ゆっくりと探っていくのがコツです。
特に夏から秋にかけてはクロダイの活性が高く、1匹との駆け引きがスリリング。
派手さはありませんが、足元で勝負する通好みの釣りとして、ベテランはもちろん初心者にもおすすめです。
ちなみに、ここのクロダイは、チューイングガムでも釣れると、豊洲の主に教えてもらいました。
豊洲の主は、この辺りで有名な釣り師で、豊洲ぐるり公園のことなら何でも知っていますよ。
【豊洲ぐるり公園】の釣り禁止エリアとルール
釣り禁止エリア
豊洲ぐるり公園では、2021年03月23日より釣り禁止エリアが設定されています。
どこが釣りが可能なエリアなのか確認をしてから、釣り場にいきましょう。

豊洲ぐるり公園 釣り禁止エリアのご案内
https://toyosugururi.jp/news/entry-293.html
釣りのルール

豊洲ぐるり公園は、釣り人だけでなく多くの人が利用する公共の場所です。全員が気持ちよく過ごせるよう、絶対にルールは守りましょう。


ぐるり公園では、散策をしている人や自転車で走っている人も多いので、釣りをする場合は、必ず周りを確認するようにしましょう。
ルールが守られないと貴重な釣り場が無くなってしまいます!

芝生の所で横になっているファミリーや子供もいるので注意してください。
【豊洲ぐるり公園】へのアクセス


電車釣行で新交通「ゆりかもめ」の市場駅からカートを持って釣り場へ向かうなら、豊洲方面行の6号車付近にエレベーターがあるので、ここが便利です。

改札を出て右側に行くと、またエレベーターがあります。

もちろんエスカレーターの入り口もあります。この入口の脇を通っていきます。

途中にミチノテラス豊洲があり、その看板の後ろにレンタルサイクルがあります。

豊洲ぐるり公園は約4.5Kmと広大なエリアになるので、ここでレンタルサイクルを借りて、ランガンスタイルで釣り場をめぐるのもありですね。

途中に豊洲市場が見えてきます。

さらに進むと豊洲場外江戸前市場が反対側の道路に見えます。


豊洲大橋の右側のたもとから釣り場に降りれます。ちなみに、ここにもエレベーターがあり、とても助かります。

【豊洲ぐるり公園】のアフターフィッシング
釣りに飽きてしまっても大丈夫。豊洲ぐるり公園の周辺には、家族みんなで楽しめるスポットや設備が充実しています。


豊洲ぐるり公園のすぐそばにある海沿いのグリル&バー。東京湾を眺めながら、軽食やドリンクを楽しめます。釣りの余韻に浸りつつ、友人や家族とゆったり過ごすのに最適です。

屋形船や遊覧船の発着場があり、東京湾クルーズが楽しめます。釣りで使った水辺の雰囲気をそのままに、船上から景色や夜景を満喫することができます。

新鮮な魚介や加工品が並ぶ市場。釣りの後に市場を散策すれば、魚やグルメを見て回るだけでも楽しめます。お土産探しにも便利です。


おいしそうなお店が沢山あり、目移りしちゃいます。

とてもいい雰囲気です!

温泉や岩盤浴、リラクゼーション施設が充実。釣りで疲れた体を癒すのにぴったりで、夜までゆったりとくつろぐことができます。

豊洲ぐるり公園周辺には、他にも手ぶらでBBQができる広場が隣接していて、少し歩けば「ららぽーと豊洲」や「キッザニア東京」、「チームラボプラネッツ」など、一日中遊べるスポットが満載です。
【豊洲ぐるり公園】の釣りFAQ

Q. 夜釣りは安全にできますか?
A. 豊洲ぐるり公園は24時間利用可能で、夜間も常夜灯が設置されているため、夜釣りを楽しむことができます。しかし、釣り専用施設ではないため、常に周囲に注意し、安全第一で行動しましょう。
Q. バーベキューと釣りは同時に楽しめますか?
A. 豊洲ぐるり公園の先端にあるBBQ広場と釣り場は隣接しています。釣りを楽しみつつ、BBQ広場で食事をすることも可能です。ただし、釣りは別途、公園のルールを守る必要があります。
Q. 豊洲にはどんな種類の魚がいますか?
A. シーバス、クロダイ、ハゼといった身近な魚から、アジ、イワシ、サッパなどの回遊魚、時にはタチウオまで、非常に多様な魚を狙うことができます。
【豊洲ぐるり公園】の釣り情報のまとめ

豊洲ぐるり公園は、都心からのアクセスの良さ、充実した設備、そして驚くほどの魚影の濃さを兼ね備えた、まさに「都会の釣り天国」です。
ぜひ次の休日は、豊洲ぐるり公園で手軽な都会の釣りライフを満喫してみてください!
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