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【晴海橋公園】の釣り場、釣果と周辺施設まとめ(現地写真あり)

晴海橋公園 釣り場(角) 釣り場案内

「晴海橋公園って魚釣り出来るの?」「釣り場はどんな感じ?」「釣れる魚は?」

そんな疑問を解消するために、釣り人の私が実際に「晴海橋公園」で釣ってみて分かった雰囲気や、釣れる魚の種類、トイレや周辺施設、釣り場の注意点などを、撮影した写真と一緒にリアルに紹介していきます。

「晴海橋公園の釣り」を一言で紹介すると、
「手軽にシーバスやハゼなどが狙える、周辺施設も充実したアクセス抜群の都会の釣りスポット」
それが、釣り場「晴海橋公園」です。

項目詳細
所在地東京都中央区晴海2丁目
アクセス・東京メトロ有楽町線「豊洲駅」7番出口 徒歩5分
・ゆりかもめ「豊洲駅」北口 徒歩5分
・都営大江戸線「勝どき駅」徒歩10分
駐車場専用駐車場なし。
近隣のコインパーキングを利用。
(例:タイムズ晴海4丁目、晴海トリトンスクエア駐車場など)
トイレ公園内にトイレなし。隣接する豊洲公園の公衆トイレを利用。
コンビニ飲食ららぽーと豊洲、ファミマ豊洲ベイサイドクロス店、ファミマ豊洲ベイサイドクロス店
釣具・エサ屋・豊洲公園内の移動式店舗「LUREMAN」
・月島の「春海屋釣具店」

晴海橋公園へのアクセス(新交通ゆりかもめの豊洲駅)

新交通ゆりかもめ
新交通ゆりかもめ

晴海橋公園の釣り場まで一番近いのは、新交通ゆりかもめの豊洲駅で、歩いて約5分の距離にあります。有楽町線の豊洲駅からでも徒歩約6分と非常に近いので、電車釣行派の方にも便利な釣り場です。

晴海橋公園では、季節ごとに釣れる魚が変わりますが、年間を通して釣果報告があるシーバスは30cm〜40cmクラスのセイゴやフッコクラスが実績も多く、この釣り場のアベレージですね。

また、クロダイは、壁際を狙うヘチ釣りでの実績が高い魚で、晴海橋公園では春から秋にかけてが狙い目。

そして、初心者でも釣りやすいハゼは、秋から冬のハイシーズンに、ちょい投げ釣りで手軽に楽しめ、ファミリーにもおすすめです。

「釣れる魚別」釣り方一覧表

春海橋公園で釣れる魚を、おすすめの釣り方や、エサ、季節、期待値をご紹介します。

魚種おすすめの釣り方おすすめエサ季節期待値
シーバスルアールアー春・夏・秋・冬★★★
クロダイヘチ釣り・落とし込みイガイ、カニ春・夏・秋★★
ハゼちょい投げイソメ類夏・秋・冬★★★★
アジサビキ釣り小エビ・イソメ夏・秋★★
イワシサビキ釣り小エビ・イソメ夏・秋★★
サッパサビキ釣り小エビ・イソメ夏・秋★★★★
コノシロちょい投げイソメ類夏・秋★★★
カレイちょい投げイソメ類
★★★★★:良く釣れる★★★★:大体釣れる|★★★:釣れる|★★:たまに釣れる|★:めったに釣れない

狙う魚やポイントに合わせて釣り方を選ぶことが、釣果への一番の近道です。

ここで紹介しているのは、すべて実績があるので、釣りたい魚に合わせて、釣り方やエサ、季節を工夫してみましょう。

ハゼの釣果
ハゼの釣果

初心者向け「晴海橋公園」での釣り方プチ紹介

サビキ釣り

晴海橋公園は「撒き餌禁止」の釣り場です。
そのため、カゴにアミコマセを入れる通常のサビキ釣りや、アミコマセを針に付けて使うトリックサビキも禁止となります。

ネット記事の中には「撒き餌は禁止」と書きつつ「トリックサビキならOK」と勧めているものもありますが、これは誤り」です。

晴海橋公園は公式で「コマセが禁止されている以上、トリックサビキは物理的に出来ません」
誤った記事を鵜呑みにするとルール違反になるので注意してくださいね。

では、どうすればサビキでアジやイワシ、サッパが釣れるのか?
ここでオススメなのが、「コマセを使わない疑似餌(スキンやハゲ皮など)サビキ+集魚プレート」 です。

集魚プレートの使い方ポイントとしては、
①魚の層(タナ)が浅い時 → 仕掛けの上(ヨリモドシ部分)にプレートを付ける
②魚の層が深い時 → 仕掛けの下(錘を付けているヨリモドシ部分)にプレートを付ける
③回遊層が広い時 → 上下にプレートを両方付ける

こうすることで、キラキラ光るプレートがコマセの代わりに魚を寄せ、ヒット率が大きく上がります。実際にこの方法で晴海橋公園以外でも釣果を上げているので、場所を選ばず効果抜群ですよ。

ヘチ釣り・落とし込み

ターゲット:クロダイ、シーバス
壁際に潜む魚を狙う最も有効な釣り方で、イガイやカニ、アオイソメをエサに、テラスの護岸に沿って仕掛けを垂直に落とし込んでいきます。

繊細なアタリを取るのがこの釣りの醍醐味で、晴海橋公園では、イガイとカニで実績があります。

ちょい投げ釣り

ダブルヒットイメージ
ダブルヒットイメージ

ターゲット:マハゼ、セイゴ(シーバスの若魚)
晴海橋公園では大きく振りかぶる投げ釣りは禁止ですが、軽く投げる「ちょい投げ」は可能です。

5cmくらいにカットしたアオイソメをエサにして、護岸から数メートル沖にある「駆け上がり」を狙うと良型のマハゼに出会える確率が上がります。

ちなみに仕掛けは、経験が浅い人は2本針仕掛けが取りまわしもしやすく、ダブルヒットも狙えるので、オススメです。お子さんが、ダブルヒットしたら大喜びですよ。

ルアーフィッシング

ターゲット:シーバス
シーバスを狙う際のメインの釣り方で、晴海橋公園は水深があるため、沈むタイプのシンキングミノーやメタルジグが有効です。

水が濁っている日は、波動でアピールできるバイブレーションや、匂いや、動きで誘うジグヘッドを付けたワームのどちらも釣れました。

タチウオが釣れたという情報も過去にはありますが、私はお目にかかったことはありません。いつかは釣ってみたいですね。

晴海橋公園全体図
晴海橋公園の釣りOK場所を確認しましょう。

晴海橋公園で釣りが出来るのは、ガスの科学館前(写真の釣りOKの所)の約150mほどの護岸のみです。どこで釣りが出来るのかしっかり確認して、釣りが禁止されているエリアでは、絶対に釣りをしないようにしましょう。

晴海橋公園の角付近

全面海に面していますが、魚釣りが出来る場所は、海に向かって左側のエリアです。右側は釣り禁止なので、間違えないようにしましょう。

晴海橋公園の釣りがOKの場所(ガスの科学館前)

ガスの科学館前護岸が晴海橋公園で釣りOKの釣り場です。護岸近くは水深は5mほどで、沖では10mと深く、海底は、大体が砂泥底です。

晴海橋公園釣りエリア
晴海橋公園での釣りは、このガスの科学館の岸壁です。
晴海橋公園の釣り場(ガスの博物館前)

晴海橋公園の釣り場は、全体に落水防止の柵がありますので、小さなお子様も安心して魚釣りができます。

晴海橋公園の釣り場の柵
柵の高さは、身長170cmくらいの方の胸より少し下くらいです。
晴海橋公園の岸壁

晴海橋の釣り場(ガスの科学館前)は潮が引くと海面まで高さがあるので、シーバスなど大きめの魚が釣れた場合は、タモがあった方がいいですよ。

ガスの科学館前のポイントなら4メートル弱あれば大丈夫です。

晴海橋公園釣り場側のテラス
晴海橋公園の釣り場側のテラス

晴海橋公園の釣り場は夜間も比較的明るいため、仕事帰りの夜釣りにも向いています。都心の高層ビルの夜景を見ながら釣りもいいもんです。

晴海橋公園の釣り場側の芝生
晴海橋公園の釣り場側の芝生ゾーンもあります。

釣り場の後ろには、ちょっとした芝生ゾーンもあります。傾斜があるので、レジャーシートを引いて寝転がるのは気持ちいいですが、ピクニックテントとかは、少し厳しいかもです。

晴海橋公園の釣りがNGの場所

晴海橋公園に向かって右側
晴海橋公園に向かって右側は釣り禁止なので、ご注意ください。

晴海橋公園に向かって右側は釣り禁止です。見た感じは違いがないかもしれませんが、禁止区域になりますので、ご注意ください。

晴海橋公園の周辺で釣具・エサが買える店

晴海公園の周辺で一番近い釣りの仕掛けやエサが買えるお店は、魚釣りが許可されている「がすてなーに ガスの科学館前」のポイントに向かう途中に移動販売店があります。

移動式店舗「LUREMAN」の写真

魚釣りポイントに入る入り口付近にお店が出ているので、見逃すことはないです。

移動式店舗「LUREMAN」のアップ
釣り具のレンタルもあるので、手ぶらで釣りを楽しめます。

「LUREMAN」では、簡単な仕掛けやエサが買え、釣れた魚を入れる簡易的な保冷バックも売られています。

移動式店舗「LUREMAN」の写真

そして、釣り具のレンタルや釣りのレクチャー制度もあるので、釣り初心者も手ぶらで、安心して魚釣りが楽しめますね。

移動式釣り具屋【LUREMAN(ルアーマン)】
■釣り具レンタル料金
①エサ釣りコース 3,000円
②ルアー釣りコース 3,500円
■釣りレクシャー料金:500円
■釣り餌(青イソメ):小(45g)550円、大(65g)750円
■営業日:土曜・日曜のみ
※常にお店があるわけではないので、注意してください

晴海橋公園の周辺にあるレンタルサイクル

豊洲シビックセンター前
豊洲シビックセンター前にレンタルサイクルがあります。
豊洲シビックセンター前のレンタルサイクルの駐輪場
豊洲シビックセンター前のレンタルサイクルの駐輪場

レンタルサイクルで、近くの豊洲ぐるり公園などランガン釣行も楽しめます。

豊洲公園

豊洲公園案内板
豊洲公園案内板

晴海橋公園の周辺トイレ

豊洲公園のトイレ案内板
豊洲公園のトイレ案内板もあり新設ですね
豊洲公園のトイレ
豊洲公園のトイレはキレイに清掃されています。

【最重要】必ず守るべきルールと注意事項

晴海橋公園は釣り専用施設ではないため、誰もが気持ちよく利用できるよう厳格なルールが定められています。ルールを守ることが、この貴重な釣り場を守ることに繋がります。

  • 投げ釣り禁止: 周囲の安全のため、大きく振りかぶる投げ釣りは常に禁止です。近くに人や船がいる場合は、軽く投げることも禁止されます。
  • 撒き餌(コマセ)禁止: 悪臭や汚れの原因となるため、オキアミや配合エサなどの撒き餌は一切使用できません。
  • 禁止されている仕掛け: ジェット天秤(ロケット天秤)やトリックサビキなど、他の利用者に危険を及ぼす可能性のある仕掛けは使用禁止です。
  • ゴミは必ず持ち帰る: 釣り糸や針、エサのパッケージなど、ゴミはすべて持ち帰りましょう。
  • 釣り禁止エリアに注意: 公園全域で釣りができるわけではありません。園路の細い場所や春海橋付近は釣り禁止です。必ず現地の看板を確認してください。
  • 柵の乗り越えは厳禁: 非常に危険なため、絶対に柵を乗り越えてはいけません。

釣りのご案内 注意事項(PDF)
※東京シーサイドお台場エリア周辺の公園オフィシャルサイトより引用

晴海橋公園から海を挟んで高層ビルを望む

晴海橋公園は、豊洲エリアにある運河沿いの釣りスポットで、アクセスも良く、足場がしっかりしているので初心者や家族連れでも安心して竿を出せます。釣れる魚はアジ・サッパ・ハゼなどの小物が中心で、季節ごとに魚釣りも楽しめます。

また、晴海橋公園の魅力は釣りだけではありません。周辺には家族やカップルで楽しめるスポットも充実しています。

  • 豊洲ぐるり公園:海辺の散歩やジョギングにぴったり
  • ららぽーと豊洲:ショッピング・映画・グルメ・キッザニア東京まで揃う複合施設
  • 水上バス・東京湾クルーズ:デートや観光におすすめ
  • ガスの科学館(がすてなーに):無料で遊べる子ども向け体験施設
  • チームラボプラネッツ TOKYO:没入型デジタルアートで幻想的な体験

釣りを楽しんだあとに、食事や買い物、観光を組み合わせれば一日中遊べるのが晴海橋公園エリアの魅力です。

晴海橋公園は、都心で楽しい釣り体験ができる素晴らしい場所ですが、ルールを守らない人が増えると、この場所も釣り禁止になりかねません。アングラー一人ひとりの心がけで、この貴重なフィールドを未来に残していきましょう。

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