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「うなぎの釣り方」や「おすすめの餌」など、うなぎを釣る為のポイントを紹介!

ウナギの写真 釣り情報まとめ

うなぎ釣りを始めたい。うなぎを釣りたい。その為には、うなぎのことを理解しないと始まりません!
そして、何より実際に釣れているリアルな情報をもとに、釣りをするのが「うなぎ釣り」の近道です。

そんな訳で、毎年夏のうなぎ釣りを楽しんでいる僕が、他の釣り人の話も聞いて集めた、うなぎを釣る為の仕掛けから、オススメのエサ、時間帯、場所など、うなぎ釣りのポイントをご紹介します。これを読んで、うなぎを釣り上げちゃってください!

うなぎのライフサイクルイメージ
うなぎのライフサイクルイメージ

まずは、うなぎのことを知る必要がありますので、うなぎの基本的な生態からご説明します。

うなぎは所謂「夜行性」の魚で、昼間は泥や砂利の中、岩の隙間、護岸の下など、暗くて隠れやすい場所深い場所や隠れやすい場所に潜んでいて、夕方から夜にかけて活動を始めます。

また、川と海を行き来する「回遊魚」でもあり、一般的に、川や湖などの淡水域で成長し、産卵のために海へ戻るというサイクルを持っているので、うなぎ釣りは、この川や湖にいる段階がターゲットになります。

そして、食性はエビやカニなどの甲殻類から、貝や昆虫、小魚、多毛類、はたまた動物の死骸まで食べる貪欲な肉食魚なので、様々なエサで狙うことが出来る魚です。釣り人的にはエサを調達しやすいので助かりますね!

最適な季節と天候

うなぎ釣りに最適な季節と天候によって釣果も大きく変わってきますので、重要なポイントです。

  1. 季節
    うなぎは春から秋にかけてが釣りやすい季節です。特に、5月から9月が最も釣りやすい時期とされていて、この期間は水温が適度に上がり、うなぎのエサも豊富で活性が高まります。 
     
  2. 天候
    うなぎは、雨の後や曇りの日に活発になります。雨の後は河川が増水し、濁りが入るため、うなぎの警戒心が薄れ、餌を探しに出てきやすくなります。風があまり強くない曇りの日も釣果が期待できます。

釣りやすい時間帯

うなぎは夜行性のため、日中は深場や物陰に隠れていますが、日が沈むとともに活動を開始します。

  1. 夕方から夜にかけて(19時~23時)
    夕暮れ時から夜にかけて、うなぎは餌を探して泳ぎ回るため、この時間帯がうなぎ釣りに最適で、特に、気温が下がり始める日没直後は、うなぎが活発になりやすい時間です。
    ちなみに、僕が行く釣り場では、18:00~20:00が一番釣れています。
     
  2. 深夜から明け方(23時~4時)
    • 深夜になると、人間の活動が少なくなり、静かになるため、うなぎがさらに活発に動き出します。この時間帯も釣果を期待できる時間で、特に、夜釣りを続けていると、うなぎが警戒心を解いて餌に食いつきやすくなります。
       
    • 明け方にかけては、うなぎが活動を終えて再び隠れ家に戻る時間帯ですが、まだ餌を求めて動いている個体もいるため、この時間も狙い目です。ただ、そんなに釣れないので、眠気に襲われます(;’∀’)

釣り場の選び方

流れの緩やかな川

うなぎ釣りは時間帯に加えて、釣り場の選び方も重要です。

うなぎは特に、流れが緩やかで隠れる場所が多い環境を好み、隙間や穴、泥の中に潜んでいることが多いので、釣り場選びでは夕方から夜にかけての時間帯に、こうしたポイントを探すのがコツです。

  1. 河口付近
    河口は、うなぎが集まりやすい場所の一つで、淡水と海水が混じり合うエリアは、エサが豊富で、潮の満ち引きがある場所では、特に夕方から夜にかけての満潮時にうなぎが餌を探して近寄ってきます。
     
  2. 堤防や護岸、桟橋周り
    石積みの堤防や護岸の隙間は、うなぎの隠れ家として最適です。こういった場所では、うなぎが頻繁に餌を探しに出てきます。
     
  3. 流れの緩やかな河川の深み
    流れが穏やかな場所や深みは、うなぎが好む環境で、昼間は隠れていることが多いため、夜に狙うと良いです。ちなみに都市河川では、個人的に流心より少し外れた堤防寄りがHit率が高いです。

釣り方

うなぎ釣りには、いくつかの釣り方がありますが、多くの釣り人が行っている釣り方を紹介します。

鈴をつけた釣り竿
鈴をつけた釣り竿
  1. ぶっこみ釣り
    重りと餌を底に沈めて待つ方法です。重りは、うなぎが餌を引っ張るときに違和感を与えないように、誘導式を使用するのがポイントです。また、うなぎのアタリを逃さないように竿先にベルを付けることも基本的なところです。
     
  2. 泳がせ釣り
    うなぎは肉食の為、小魚も食べるので、生き餌(例えば、小ハゼやドジョウ)を使って、うなぎが自然に餌を捕まえるようにします。渓流がポイントの場合は、小鮎が特エサになることもあります。
     
  3. 穴釣り
    堤防や護岸の隙間に竿を入れて釣る方法です。うなぎは、穴の中に隠れていることが多いため、この方法も効果的です。
    うなぎの穴釣りで僕は釣れたことがないですが、昔からある釣り方で、ご年配の釣り人の話だと、子どもの頃は、糸とエサを付けた針を竹の棒の先に付けて、石の隙間などに突っ込んでうなぎの穴釣りを楽しんだそうです。
    穴釣りのコツは、うなぎが食いついたら力強く引き出すとのこと!

おすすめの餌

うなぎ釣りにおいて、場所や時間帯以上に餌選びは非常に重要ですが、今までのうなぎ釣りの実績で、個人的に釣果が多い&うなぎ釣り師との情報交換で見えてきた、外ネタ情報局的「うなぎ釣りのおすすめエサ」です。

うなぎのエサ 手長エビとハゼ
  1. 青イソメ
    釣りの定番エサですが、独特な動きと匂いがうなぎにも効果的で、海から20キロほど上流のポイントでも良く釣れています。日中は海で釣りをして、エサが余ったら川でうなぎ釣りに流用することも出来ますね。
     
  2. 手長エビ
    小さなエビもうなぎの好物で、青イソメ同様に河口から河川でも安定して釣れます。エビの付け方は、尾羽を取ってしっぽから針を通して、お腹から抜くのが外れにくく針掛かりも良いです。海に近い河口エリアでは小さなカニでも釣れます。
     
  3. ミミズ(ドバミミズ)
    定番の餌で、うなぎが好む匂いと動きを持っていて、特に大きなミミズは効果的です。ただし河口域だと、青イソメに軍配があがりますが、上流域や湖や沼、池などでは、特エサになります。
     
  4. 魚の切り身
    サバやイワシの切り身も良い餌です。匂いが強いため、うなぎを引き寄せます。何気にイカの塩辛でも釣れます。
     
  5. ドジョウ
    うなぎの自然な獲物であり、ドジョウの生息域では非常に効果的な餌です。生きているドジョウを使うことで、うなぎの食欲を刺激しますが、針に付けるが大変です!

うなぎを釣る為の道具

うなぎ釣りは、特別な専用の道具や複雑な仕掛けは必要なく、最近の100円均一で売っている1,000円前後の釣り竿でも十分なので、同時に数本の釣り竿を並べて待つような釣り方を考えているなら、利用してみるのもありですね。

うなぎ釣りの釣果
  1. 竿
    釣り場にもよりますが、うなぎ釣りには長さ3メートル前後の先調子で胴は硬めの竿が適しています。うなぎ釣りでは特別な高価な竿は必要はなく、最低限すぐに折れてしまうような粗悪品でなければ、どんな釣り竿でも問題ありません。
     
    ちなみに、うなぎは想像以上に力があって結構引きますので、グラスロッドなどの柔らかすぎる竿だと、ヒットした後に寄せるのが結構やりにくいので、ある程度の硬さと食い込みも考慮した柔らかさもある竿が初心者にも扱いやすいです。
     
  2. リール
    リールも特にこだわりが無ければ、スピニングリールがおすすめです。糸巻き量が多く、操作もしやすいので、引きが強いうなぎでも安心して対応できます。サイズは3000番台のリールが丁度良いですね。
     
  3. ライン
    うなぎ釣りでは強度が必要なため、ナイロンラインの最低でも3号以上の物がオススメです。太めのラインを使うことで、うなぎの引きに耐えられるのと、障害物でラインブレイクしにくく、強引に引き寄せられます。僕は5号のラインを使っています。
     
  4. 釣り針(フック)
    釣り針だけはうなぎ専用のものを使います。サイズは釣れるうなぎの大きさにもよりますが、11号~15号程度が適当です。
    もちろん他の釣り針でも釣れますが、今まで試した中ではフッキング率が全然違うのと、うなぎの口は硬く強度も必要なため、釣り針だけは専用のものを使う事をオススメします。
     
  5. オモリ(シンカー)
    うなぎ釣りで使うオモリ一番人気は亀オモリやお多福オモリの扁平型で、うなぎ釣りは基本的に、仕掛けをポイントに投入して待つ、ぶっこみ釣りになるので、流れのある河川で流されにくく底で安定する形状が人気の理由です。
     
    重りの重さ(号数)は、ポイントの流れの早さによりますが、池などの流れの緩やかなポイントなら10号以下で、流れがあるポイントでは、15号程度が安定性もあるので使い分けています。
     
    亀オモリやお多福オモリはラインを通す穴が開いた中通しタイプのオモリで、ゴム管が装着されているタイプもあり、簡単に自作の仕掛けも作れます。僕も自作の仕掛けを作っています。
     
  6. タモ・ランディングネット
    うなぎは暴れやすいため、網の目が小さめのランディングネットを準備しておくと安心です。以前シーバスなどで使われる網目の大きなタイプで掬ったら、網目の間に絡まり、網をカットすることになったので、ご注意ください。

うなぎのアタリと取り込み

竿先の動き
うなぎが餌に食いつくと、竿先が小刻みに揺れたり、強く引っ張られることがあります。
これはうなぎが餌を食べている証拠で、大きめのエサであれば、エサを引きちぎる為に嚙みついたあと、ローリングしている為、小刻みに揺れ、そのまま飲み込める場合は、その場で居食いせず移動を続けるので、強く引っ張られます。

どちらにせよ、うなぎ釣りは待ちの釣りの為、竿先に鈴を付けたり、ケミカを付けるのが定番ですので、見逃さないように注意深く観察しましょう。

  1. 合わせのタイミング
    うなぎは餌を持っていくことが多いので、竿先が大きく引かれたときが合わせのタイミングです。うなぎは口も固めな為、強めに竿を上げて針をしっかりとフッキングさせるのがコツです。
     
  2. 引き上げの感触
    うなぎは非常に力強く、引きが強いため、釣り上げる際には独特の感触があります。竿をしっかりと持ち、ドラグを適度に調整しながら引き上げましょう。
     
  3. 取り込み
    引き上げたうなぎが水面に現れると、その黒い体が光を反射して見えます。うなぎは暴れることが多く、ラインに絡まりやすいので、ネットを使って慎重に取り込み、早めに針から外しましょう。

何度釣っても、うなぎが釣れたときは非常に興奮する瞬間です。特に、強い引きを感じるときは、その力強さも是非味わってください。

うなぎ釣りは忍耐が必要ですが、その分釣れたときの喜びはひとしおです。夜釣りの魅力を存分に楽しみながら、ぜひ挑戦してみてください。安全第一で、釣りを楽しみましょう!

うなぎのかば焼きの写真
直火うなぎのかば焼き
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