「ち」の釣り言葉・用語(収録数:26単語)
・力糸(ちからいと)
投げ釣りで、使う道糸の先につける太い糸のこと。重いおもりを投げるときのショックを受け止め、道糸が切れないようします。
・チェイス
魚がルアーやエサを追いかけてくることや様子を指す言葉です。
・チチワ
釣り糸の端を輪にして他の糸やフックと結ぶ結び方の一つです。この結び目は、強度があり、さまざまな仕掛けに使用出来ます。簡単に解けず、しかも強力で、素早く結べるため、必ず覚えたい結び方です。
・チップ釣り(ちっぷつり)
北海道の支笏湖で行われているヒメマスの釣りのことで、ヒメマスは地域名で「チップ」という名で呼ばれている所かきています。
・血抜き(ちぬき)
釣った魚の鮮度を保つために、生きてるうちに魚の血を抜くこと。
・チヌ竿(ちぬざお)
チヌ専用のロッドのことです。感度が高く、繊細なアタリを捉えられるように設計されています。特にフカセ釣りやウキ釣りでの使用が多く、一般的に軽量で操作性に優れています。
・チヌ釣り(ちぬつり)
クロダイ(チヌ)を狙った釣り方の総称で、ウキ釣り、フカセ釣り、かご釣り、ルアーフィッシングなど、様々なスタイルがあります。狙う場所や季節によって異なる技術や道具が必要で、奥が深い釣りです。
・チヌ針(ちぬばり)
チヌ専用の針で、チヌの口は硬く、歯も大きいため、貫通しやすいようチヌの口に適した設計になっています。
・チビル
小魚がエサを少しずつつつくように食べる行動のことで、チビチビと食べられている場合に一部ローカルで使っている釣り言葉です。
・チモト
釣り針と糸が結ばれる部分で、結び目の強度や耐久性が非常に重要です。正しい結び方をしないと、魚を取り逃がしたり、糸が切れたりするリスクがあります。
・チャラ瀬(ちゃらせ)
水深がひざ下くらいまでの浅い瀬のこと。
・チャートカラー
ルアーの色の一種で、特に蛍光色(緑や黄色など)を指します。水中での視認性が高く、魚へのアピール力が高いカラーです。
・チャンスゾーン
魚が釣れる確率が高い時間帯を指す言葉です。天候や潮の動き、季節などさまざまな要因が影響します。このタイミングで釣りが出来るかで釣果が変わります。
・宙釣り(ちゅうづり)
底から仕掛けを離して中層をねらう釣りの方法のこと。
・チューブラー
ロッドのブランク(竿本体)部分が管状になっているタイプ。軽量であり、感度が高く、長時間の釣りでも疲れにくいのが特徴です。特に、細かいアタリを逃さないことが求められる釣りスタイルで使用されます。
・チューン
釣り道具のカスタマイズや改造のこと。ロッドのガイド交換やリールのグリスアップ、ルアーのフック交換など、様々な調整を行って、自分の釣りスタイルに合った性能を引き出すために行います。こだわると切りがないですねw
・チューニング
リールやロッド、ルアーの性能を自分好みに調整する作業。例えば、ルアーのフック交換やリールのギア比調整などがあります。より自分に合った性能を引き出すために行われます。
・チョイ投げ(ちょいなげ)
仕掛けを短い距離に軽く投げる釣り方。主に岸近くの浅瀬や護岸沿いを狙い、初めての釣りや手軽に楽しみたい人向けの釣り方法です。軽い仕掛けを使うため、重装備が不要で、初心者にも人気です。単純に投げ釣り(遠投)の近距離版です。
・釣果(ちょうか)
釣りの結果としての釣果や釣れた魚の数を意味する言葉です。
・調子(ちょうし)
釣り竿の曲がり具合を指すことばで、先端付近が曲がり込むものは先調子、手元付近から曲がりやすいものは胴調子と呼びます。
・提灯釣り(ちょうちんつり)
主に渓流での釣りで、竿の長さよりも道糸を短くした仕掛けを使って釣る釣り方で、竿の先に提灯がぶら下がっているように見えることからから生まれた呼び名だといわれています。
・チョクリ釣り(ちょくりつり)
サビキ釣りの一種で、ビニール辺などを針に付けた疑似餌で魚を引き寄せる釣りかたです。魚を偽物の餌でおちょくるから来てる説が有力です。
・チョン掛け(ちょんがけ)
エサを針に軽く掛ける方法で、自然な動きを引き出すために行います。魚に違和感を与えないよう、エサの形をできるだけそのまま保つことが重要です。ただし餌取りの多い場所ではあっという間に奪われてしまいます。
・チラシ針(ちらしばり)
主にアユ釣りで使われる釣り針で、掛けた鮎のばらしを防止する形状に特徴があります。
・チンチン
小型のチヌ(クロダイ)を指す言葉で、サイズによって「チンチン」→「カイズ」→「チヌ」と呼び名が変わることがあります。一般的に20cm未満のクロダイを指すことが多いですが、地域毎で変わります。