「か」の釣り言葉・用語(収録数:23単語)
・カーボンロッド
「カーボンロッド」とは、現在、ほとんどの釣り竿で採用されているカーボンファイバー性の釣り竿のこと。カーボンは航空機などでも使われる軽くて丈夫な素材。
・ガイド
「ガイド」とは、竿に付けられた道糸を通すリング上の金具(部位)のこと。
・回遊魚(かいゆうぎょ)
「回遊魚」とは、一定の海域に留まらず季節によって生息するエリアが変わる魚の総称。主にカツオやマグロなどが代表的。
・カエシ(バーブ)
「カエシ」とは、掛かった魚が外れるのを防ぐために、ハリ先近くにある突起物のこと。モドリとかアゴとも呼ばれ、管理釣り場ではこのカエシを潰したハリ(バーブレス)が使われる。
・かかり釣り
「かかり釣り」とは、イカリやロープで船を固定して釣る方法。また、地方名のかけ釣りも同義。チヌ釣りでは、イカダやカセから釣るときにかかり釣りと呼ぶこともあるため主に釣り場を固定しての釣り方とも言える。
・隠れ根(かくれね)
「隠れ根」とは、陸上からは見えず水中や底に隠れている岩礁や倒木などの障害物のことで沈み根、シモリも同義。
・カケアガリ
「カケアガリ」とは、海底の大きな傾斜のあるところ。魚の集まるポイント。
・掛け合わせ(かけあわせ)
「掛け合わせ」とは、釣りのテクニックの一つで、アタリと同時に素早く合わせを入れ、魚の口にハリを掛けるためアクション。
・カゴ釣り
「カゴ釣り」とは、釣り方(釣法)の一種。魚を寄せるためのアミ類などを専用のカゴに入れ沖に遠投して釣る方法。主に青物の時期に盛んになるが、マダイ狙いでも使われる。
・河岸払い(かしばらい)
「河岸払い」とは、船が離岸すること。主に出船を意味する。
・型(かた)
「型」とは、魚の大きさのこと。サイズと同義。
・片舷(かたげん)
「片舷」とは、船の右舷(右側)か左舷(左側)のどちらか一方のこと。
・片テンビン(かたてんびん)
「片テンビン」とは、釣りで使う仕掛けの道具。片方に腕が伸びて仕掛けが絡みにくくする効果があり投釣りなどでよく使われる定番の道具です。両方から腕が伸びているものを両天秤と呼ぶ。
・カットウ釣り
「カットウ釣り」とは、エサ釣りとは違い、誘いエサに寄ってきた魚を大きな掛けバリで引っかけて釣る釣法。カットウ釣りの主なターゲットはフグ。
・カブセ
「カブセ」とは、魚を寄せるためのマキエのことで、コマセと同義です。
・カブラ釣り
「カブラ釣り」とは、カブラ針を使って釣る釣法の一種。サビキ釣り仕掛けも同類。
・カブラバリ
「カブラバリ」とは、乾燥させた魚皮などを使った疑餌バリ。アジカブラや土佐カブラなど。
・カマ
「カマ」とは、魚のエラの下、胸ビレがついている部位のこと。人間で言う顎の辺り。
・カミツブシ
「カミツブシ」とは、おもりの一種。サイズは小さく中央に糸を挟む割れ目がある。糸を挟む際に歯で噛みつぶして使うところから名前の由来になっている。
・甕(かめ)
「甕」とは、釣り船に設置されている釣れた魚を入れるイケスのこと。
・空アワセ(からあわせ)
「空アワセ」とは、とりあえず魚が掛かっているか確認するためにアワセを入れてみる行為。
・ガン玉(がんだま)
「ガン玉」とは、おもりの一種。カミツブシと似ているが、形状が球状の小さなオモリ。使い方はカミツブシと同様。
・干潮(かんちょう)
「干潮」とは、潮の満干きのうち潮が引いて水位が最も低くなった状態。反対に潮が満ちている状態を満潮という。