「ね」の釣り言葉・用語(収録数:18単語)
・根(ね)
湖底、川底、海底などに岩礁や人工魚礁などがある底の地形が複雑な場所の総称。根魚など魚がよく集まる場所。沈み根や隠れ根ともいいます。
・ネイティブフィッシュ
自然の環境下で繁殖・成長した魚やその釣り対象を指します。人為的な放流魚とは異なり、警戒心が強く、自然本来の生態を持つ魚が多いため、釣る難易度が高い傾向にあります。
・ネイティブエリア
放流魚が存在せず、自然繁殖の魚のみが生息する釣り場のこと。
・ネイティブゲーム
管理釣り場ではなく、自然河川や湖などのフィールドで、ネイティブ(自然繁殖)の魚をターゲットにする釣り全般を指します。
・ネイティブトラウト
自然環境で育ち、放流されていないマス類(ヤマメ・イワナなど)を指します。
・ネイティブフィールド
自然そのままの環境が残る釣り場の総称。河川、湖、海など、人工的な整備や魚の放流が行われていない場所を指します。
・ネイルシンカー
釘のような細長い形をしたオモリで、ワーム内部に埋め込むことで姿勢やフォールスピードを調整できます。ネコリグやワッキーリグでよく使われます。
・ネイルリグ
ワームにネイルシンカーを差し込んで使うリグ(仕掛け)の一つ。軽い誘いや微細なアクションを出すことが可能で、バス釣りでは定番の一つです。
・ネオプレーン
釣り用ウェアやウェーダーに使われる伸縮性・保温性に優れた合成ゴム素材。特に寒冷地や水温の低いシーズンでの快適な釣りを可能にします。
・ネコリグ
ワームの中央にフックを通し、先端にネイルシンカーを挿入する仕掛け。スローにフォールし、ボトムを這うような独特のアクションが特徴で、スレたバスにも効果的です。
・ネスト
ブラックバスなどが浅場の砂地に作る産卵床のこと。ネストを守る魚は非常に警戒心が強いか、逆に攻撃的になっていて釣りやすい場合もあります。
・ネチネチ釣り
ゆっくりとした動きでルアーを小刻みに操作し、しつこくボトムやストラクチャーを攻める釣法。活性の低い魚に効果的で、冬場などにもよく使われます。
・ネムリ針(ねむりばり)
針の先端が内側へと湾曲している針の一種。掛かりが深く、バラしにくいため、ヒラメ・マダイ・ブリなどの大物狙いに適しています。
・根魚(ねざかな)
メバルやカサゴ、アイナメ、ハタといった主に海底の岩礁や消波ブロックなど、根周りに生息する魚の総称で、ロックフィッシュと同義。
・根ズレ(ねずれ)
ラインが岩や牡蠣殻、障害物などに擦れて傷つくこと。最悪の場合ラインブレイクに繋がるため、根がきついポイントでは耐摩耗性の高いフロロカーボンラインなどの使用が必要です。
・根がかり(ねがかり)
釣り針やルアーが水中の岩や障害物に引っかかってしまうこと。仕掛けのロストを防ぐためには、地形の把握や回避技術が重要です。
・根まわり(ねまわり)
海底に根(岩や障害物)が点在するエリアのこと。魚の隠れ家として人気のポイントで、根魚や大型回遊魚の回遊ルートにもなります。
・年なし(ねんなし)
主に年齢がはっきりしないほどの大型の魚を指し、特にクロダイ(チヌ)釣りで使われることが多い釣り言葉です。