「に」の釣り言葉・用語(収録数:9単語)
・濁り(ニゴリ)
水の濁り具合を指す釣り用語。降雨後や川からの流入がある場合に水が濁り、魚の警戒心が緩むことがあります。逆に視界が悪くなるため、視覚に頼る魚種には不利となります。釣り人はこの濁りを活かし、大型魚の接近を狙うこともあります。
・二枚潮(にまいじお)
風と潮流の影響や地形、水深の変化などが要因で上層と下層で向きの異なる潮が流れている状態。この状態でのジギングはアタリが取りにくいですね。
・ニードルノーズプライヤー
先端が細長く、釣り針を外す際に便利なプライヤー。特に魚の口が鋭利な歯で覆われている場合や、フックが深く刺さっている場合に有効です。また、スプリットリングの交換やラインの切断など、多目的に使えるツールとしても重宝されます。
・ニゴリ水系
濁りが常に強い河川や湖、海域を指します。こうした水域では、蛍光色やメタリック系のルアー、音や波動で魚にアピールするルアーが効果的です。逆に透明度の高い水域ではプレッシャーが強まるため、アプローチ方法が異なります。
・ニンフ
フライフィッシングで使われる人工餌の一種で、水生昆虫の幼虫(ニンフ)を模したもの。魚にとっての主な餌であるため、トラウトやヤマメ、アマゴなどの渓流魚を狙う際に効果的です。ニンフパターンの選定は、水生昆虫の種類や魚の捕食行動を理解することが求められます。
・ニンジャキャスト
忍者のように静かにキャストし、魚に気づかれないようにアプローチするテクニック。プレッシャーが高いポイントや、人が多く釣りをしている場所で有効です。音や波紋を最小限に抑えるため、ラインの太さやキャスト角度にも工夫が必要です。
・ニッパー
ラインカッターとして使う小型のカッター。PEライン、ナイロンライン、フロロカーボンラインなど、素材によって切りやすさが異なります。携帯しやすく、フックの交換やトラブル時の対応にも便利な必須アイテムです。
・ニシン網
ニシン漁で使用される大型の網。通常は漁業で使用されますが、釣り文化にも影響を与えており、歴史的な漁具としての価値もあります。漁港や観光地では、展示用として見ることもできます。
・ニョロ系ルアー
ミミズやゴカイなどの細長い生物を模したソフトルアーのローカルワード。底物狙いやスローな誘いに効果的で、ナマズ、シーバス、バス釣りなどで使用されます。特に夜釣りや濁りのある水域で威力を発揮します。