「ろ」の釣り言葉・釣り用語(収録数:15単語)
・ロッド
釣り竿のこと。特にルアーフィッシングでは「ロッド」という呼び方が一般的です。狙う魚種や釣り方によって、スピニングロッドやベイトロッド、エギングロッドなど様々な種類があり、長さや硬さによって適性が変わります。
・ロスト
ルアーや仕掛けを根掛かりなどで失ってしまうこと。釣り人にとって避けられないトラブルの一つであり、特に障害物の多いポイントでは頻発します。ロストを減らすためには、ラインの強度や結び方、ポイントの見極めが重要です。
・ロックフィッシュ
カサゴ、アイナメ、ハタ類など、岩礁やテトラポッドの周りに生息する**根魚(ねざかな)**の総称。引きが強く食味も良いため人気のターゲットです。専用の「ロックフィッシュロッド」や「テキサスリグ」などが使われます。
・ローリング
ルアーのアクションの一種で、ルアーが軸を中心に回転するように泳ぐ動き。特にミノー系ルアーで重要な動きで、ナチュラルなベイトフィッシュの姿を演出できます。ウォブリング(左右に揺れる動き)と対比されることが多いです。
・ローカルアングラー
特定の釣り場に精通している釣り人のこと。地元の人や、その場所に頻繁に通うことで豊富な経験と知識を持ち、ポイントや時合いに詳しいのが特徴です。略して「ロコ」とも呼ばれます。
・ロコ
「ローカルアングラー」の略称。特定エリアに詳しい釣り人を親しみを込めて呼ぶ言葉で、釣り仲間との会話でよく使われます。
・ロールキャスト
フライフィッシングの基本的なキャスティング技術の一つ。背後に木や岩があってバックキャストができない場面で、水面の張力を利用してラインを前方に打ち出す方法です。渓流や藪の多いフィールドで非常に有効です。
・ロングキャスト
仕掛けやルアーを遠投すること。広いサーフや防波堤から沖の潮目を狙う場合に欠かせないテクニックです。遠投専用ロッドや重量のあるルアーを用いると飛距離を伸ばしやすくなります。
・ロープ
船の係留や、**錨(いかり)**の上げ下ろしに使う太い綱。ボート釣りや船釣りでは欠かせない道具で、安全確保のためにも正しい結び方や取り扱いを理解しておく必要があります。
・ロッドティップ
釣り竿の先端部分のこと。最も繊細で細い部分であり、魚の小さなアタリや水中の変化を感知する重要な役割を持っています。ロッドの調子を決める要素でもあり、ウルトラライトからヘビーまで様々なタイプがあります。
・ロクマルの壁(ろくまるのかべ)
ブラックバス釣りでよく使われる俗語。体長60cm(ロクマル)を超える個体を釣り上げるのは非常に難しいため、その大台を「壁」に例えて表現します。アングラーにとって一つの大きな目標です。
・ロックショア
磯場や岩礁帯から行う釣りのスタイル。足場が険しい分、大物が回遊しやすい好ポイントでもあります。青物や根魚を狙うソルトルアーフィッシングで特に人気があり、専用のタックルと安全装備が必須です。
・ロッドスタンド
釣り竿を立てて保持する器具。自宅でのロッド収納や、釣り場で一時的にロッドを立て掛ける際に使われます。複数本を整理できるタイプや、車載用のモデルもあります。
・ローライト
光量が少ない時間帯や天候(曇天、朝夕マヅメ、雨天など)を指す言葉。魚の警戒心が薄れ、捕食行動が活発になりやすいため、釣果アップにつながる好条件とされます。
・ロケット
遠投性能を高めるために細長く空気抵抗を抑えた形状のルアーやフロートに使われる名称。代表例として「ロケットペンシル」や「ロケットフロート」があり、沖のポイントを狙う釣りで活躍します。