「な」の釣り言葉・用語(収録数:16単語)
・流し釣り(ながしつり)
海や川の流れに合わせて仕掛けを漂わせ、魚が自然にエサに食いつくのを狙う釣り方です。特に、潮の流れや風の方向に注意しながら、魚の泳ぐコースにエサを送り込みます。漂わせる方法には、仕掛けの浮力や重さを調整するテクニックが必要で、魚のいる深さや流れの速さに応じてエサを漂わせることが求められます。
・投げ竿(なげざお)
仕掛けを遠くまで投げることができる長めの釣り竿で、主に防波堤や海岸での釣りに使用されます。長さは一般的に3~5メートル程度で、竿の硬さや強度によって、重い仕掛けを遠くまで飛ばすことができます。遠投して仕掛けを広範囲に広げ、より多くの魚がいる場所を狙うことが目的です。
・流れ(ながれ)
海や川の水が一定の方向に流れている状態で、潮の干満や風によって方向や速度が変わります。流れは魚の活動に大きく影響を与えるため、釣りのポイント選びにも重要です。
・流れ込み(ながれこみ)
川や用水路が海や湖に流れ込むポイントで、流れによって川から栄養豊富な水が運ばれるため、魚が集まりやすい場所です。特に小魚やプランクトンが多く、これを求めて大型の魚も集まることが多いため、釣り人にとって重要なポイントとなります。
・流し釣り用フロート(ながしつりようふろーと)
流し釣りで使用される特別な浮きで、水流や風に合わせて自然にエサを漂わせることができる設計になっています。流れを感じ取りやすいように形状が工夫されており、仕掛けが自然に動くため、魚がエサに違和感を抱きにくいのが特徴です。
・波(なみ)
風の影響で水面が上下に揺れる現象で、波の高さや方向は釣果に大きく影響を及ぼします。
・ナブラ
魚が捕食のため水面近くに集まり、群れをなして動き回る状態で、表面に波紋が広がるように見えます。ナブラの発生は魚が捕食行動をしているサインで、釣り人にとっては絶好のチャンスです。このタイミングでルアーや仕掛けを投入すると、効果的に魚を釣ることができます。
・中通し竿(なかどおしざお)
釣り竿の内部に釣り糸が通るタイプの竿で、通常の竿と違って外側にガイドがないため、糸が絡まりにくいのが特徴です。特に海での釣りで、風が強い日などでも安定したキャストができるため、使用者が多いです。細かな操作がしやすく、仕掛けを正確にコントロールしやすい点が優れています。
・ナイロンライン
ナイロン素材でできた釣り糸で、柔軟性が高く扱いやすい特徴があります。耐久性にも優れており、初心者からベテランまで幅広い釣り人に利用されています。伸びがあるため、魚がかかったときのショックを吸収し、魚を逃がしにくいという利点もあります。
・ナブラ撃ち(なぶらうち)
ナブラの中にルアーを投げ入れて釣りを行う方法です。魚が集まって捕食活動を行っているため、ルアーへの反応がよく、効率的に釣り上げることができます。タイミングが重要で、ナブラが消えないうちに素早くルアーを投入するテクニックが必要です。
・ナイトフィッシング
夜に行う釣りで、魚が活動的になる時間帯を狙って釣る方法です。昼間よりも魚の警戒心が薄れるため、大物を狙いやすくなります。夜釣りをする場合は電気ウキやライトなどが必要です。
・長竿(ながざお)
主に長さが3メートル以上ある釣り竿の総称で、遠くのポイントを狙いたい場合に使用されます。特に遠くにいる魚を釣り上げたい時や、広い範囲で探り釣りをするのに適しています。
・波紋(はもん)
水面に衝撃が伝わることで現れる波の模様。魚が水中から水面に顔を出したり、水面にエサを追い詰めて捕食する際にも現れます。
・ナチュラルドリフト
自然の水の流れに仕掛けを乗せて漂わせる釣り方法で、魚に違和感を与えずにエサに食いつかせるために用いられます。釣果が上がるテクニックとして重宝されています。
・波風(なみかぜ)
波と風が強い状態で、釣りには不利なコンディションとされます。仕掛けが流されやすく、操作が難しいため注意が必要です。