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【野比海岸】の釣り場と釣果・駐車場など周辺環境や設備、アクセスまとめ

野比海岸 神奈川県の釣り場

三浦半島の東側、横須賀市に広がる「野比海岸(のびかいがん)」。 ここの釣り場は、広大な海原に向かってフルキャストできる、爽快感抜群のサーフ(砂浜・護岸)エリアです。

また、海水浴場ではないため、夏場でも海水浴客を気にせず竿を出せるのが釣り人にとっての大きなメリット。ただし、その分「潮の流れが速い」ことでも知られており、初心者からベテランまで腕が試されるフィールドでもあります。

ただ広いだけではない野比海岸の「エリアごとの地形変化」や、根掛かりと隣り合わせの「大物ポイント」、そして意外と快適な「電車釣行」の魅力を解説します。

まずは、行く前に必ず押さえておきたい基本情報から。

項目詳細
住所神奈川県横須賀市野比2丁目周辺
車アクセス横浜横須賀道路「佐原IC」より約15分
電車アクセス京急久里浜線「YRP野比駅」より徒歩約10分
駐車場あり(北下浦海岸通り駐車場 他)
詳細は記事後半で解説
トイレあり(駐車場併設の公衆トイレ、公園内など)
釣具店駅周辺には少ないため、久里浜エリアで事前の購入を推奨

車ユーザーへ: 海沿いのメイン駐車場は便利ですが、長時間停めると割高になる「料金の罠」があります。詳細は後述しますが、滞在時間に合わせて駅前のコインパーキングと使い分けるのが賢い方法です。

電車ユーザーへ: 「YRP野比駅」からはほぼ一本道で、海沿いの遊歩道に出られます。駅からの道のりも平坦で、キャリーカートでの移動も苦になりません。

ここの釣り場は「完全な砂地」ではなく、「岩礁(根)が混じる砂地」であることが最大の特徴です。

魚種シーズン難易度ひとこと
ロギス5月~11月★☆☆「病院下」周辺は根がきついが、20cm超えの大型が潜む一級ポイント。数は中央〜南側の砂地エリアで稼ぐのが野比釣りの定石。
ヒラメ4月~6月
10月~12月
★★★変化の少ない砂地に見えるが、海底の「シモリ(隠れ根)」周りがアツイ。ズル引きよりも、少し浮かせて根掛かりを回避するアクションが有効。
マゴチ5月~10月★★☆夏の照りゴチは、比較的根の少ない「長沢方面(南側)」寄りのサーフが狙い目。
シーバス通年★★☆特に夜釣りや、荒れた天候の後に期待大。
メバル・カサゴ通年★☆☆護岸沿いのテトラや基礎周りに居着いています。遠投不要、足元の穴釣りや際(キワ)狙いで意外な釣果あり。
カレイ12月~4月★★☆冬の数少ない投げ釣りターゲット。ここのカレイは、イソメの房掛け+カラービーズで反応あり。粘り強さが必要です。
青物(イナダ等)9月~11月★★☆東京湾の入り口に近く潮通しが良いため、秋には回遊があります。ナブラがなくても、潮目(流れの変化)を狙って投げ続ける根気が必要。

通年何かしら釣れますが、ベストシーズンは「初夏〜秋」のシロギスです。足場が良く広範囲を探れるため、ファミリーや初心者でも比較的釣果を出しやすい時期です。

冬場は風が強く吹き抜けるエリアなので、防寒対策を万全にした「カレイ狙い」がメインになります。

全長約2kmに及ぶ海岸線ですが、北・中央・南で「地形」だけでなく「潮の質」もガラリと変わります。

特にここの釣り場は、海岸線の浸食を防ぐための「沖テトラ(離岸堤)」や「人工リーフ(潜堤)」が点在しているので、この「障害物の切れ目」をどう攻めるかが釣果の分かれ目です。

ポイントA:北側「病院下(旧野比病院下)」エリア

釣り場の特徴

野比海岸の中で最も「玄人向け」かつ「テクニカル」なエリアです。海底には天然の岩礁帯(根)に加え、沖にテトラ帯が入っているため地形が複雑です。

沖のテトラとテトラの「隙間」に潮が集中して流れ込むため、局所的に「川のような激流」が発生するので、ぼんやり投げると、速い潮流によって仕掛けがあっという間に岩やテトラの隙間に押し込まれ、ガッチリ根掛かりします。

釣り方対策

まず、軽いオモリはNGで、流されないよう重め(27号〜30号)を選び、「テトラの切れ目(潮の通り道)」をピンポイントで通すキャストポイントです。

また、あまりズル引きせず、仕掛けをジャンプさせて、移動させると根掛かりしにくいです。

ここはキャスト精度が求められますが、難易度やリスクが高い分、尺ギスやアイナメ、大型のカサゴに出会えるチャンスが上がります。

ポイントB:中央「野比海岸公園・駐車場前」エリア

釣り場の特徴

駐車場やトイレの目の前で、最もアクセスが良いファミリー・初心者向けエリア。整備された護岸にはフェンスこそありませんが、足場が良く広々としています。

基本的に砂地と岩礁のバランスが良く、沖に沈んでいる「人工リーフ」やテトラのおかげで、波打ち際(手前)は比較的穏やかな「ワンド状(プール状)」になっています。

しかし、そのブロックの「外側」や「切れ目」に出た瞬間、浦賀水道の本流(激流)にさらされます。遠投派は、仕掛けが「静」から「動」へ突入する瞬間のオマツリに注意が必要です。

ちなみに、人通りが最も多い場所なので、キャスト時は必ず後方確認を忘れずに!

釣り方対策

激流なのは沖だけなので、「波打ち際〜30mライン(手前)」に2本~3本針の10号程度のテンビン仕掛けで、キスやメゴチが遊んでくれます。ファミリーのチョイ投げなら、無理に飛ばさず手前を探るのが正解です。

もし、青物の回遊待ちをするなら、 沖の障害物周りは青物やシーバスの回遊ルートなので、ルアーマンは遠投してブロックの際を通すとチャンスがあります。

ポイントC:南側「野比川河口〜長沢」エリア

釣り場の特徴

野比川の流れ込み周辺から、隣の長沢海岸へと続くエリア。北側に比べて沖の障害物が減り、視界が開けた「サーフ(砂地)」の比率が高くなります。

ここは河口周辺のため、「海の流れ」と「川の流れ出し」がぶつかり、沖へ強く払い出す「離岸流(カレント)」が発生しやすい複雑なポイントです。

釣り方対策

根掛かりが少ないため、ヒラメやマゴチを狙うルアーマンはこのエリアが多い印象です。

河口周辺はシーバスの回遊ルートにもなっているのですが、カレントにハマると軽いルアーや仕掛けでは底が取れません(何をやっているか分からなくなりますw)。

その為、ここでは30g以上のメタルジグや、重めの天秤仕掛けで、しっかりと「底を感じる」ことが重要です。また、潮上(流れが来る方向)へキャストし、仕掛けをなじませる工夫も有効です。

1本針での「探り投げ釣り」(特に病院下エリア)

  • 理由: 根掛かり多発地帯で多点針(3本針など)を使うと、すべて失います。
  • コツ: 針を1本にし、オモリも「ジェット天秤」などの浮き上がりやすいものを使用。「底をズルズル引く」のではなく、「着底したら竿を立ててスッと聞く」動作で根をかわしながら大型キスを狙い撃ちます。

※他のエリアはそこまで根がきつくはないので、3本針でも比較的安心して釣りが出来ます

遠投サーフお散歩スタイル(ラン&ガン)

  • 理由: 魚の付き場が日によって変わるので、特にヒラメや青物は、一箇所で粘るより歩いて探る方が高確率。
  • コツ: 朝マズメ(日の出前後)にヒラメやシーバスが接岸します。ただ巻きでしっかり泳ぐミノーや、底を取りやすいジグヘッドワームが実績あり。
    YRP野比駅から海に出たら、まずは南(長沢方面)へ歩きながらキャストし、帰りは北上して駅に戻るルートが効率的です。

ここで、車で行く方に重要な「駐車場料金の使い分け戦略」と、現地のコンビニ・トイレ事情を紹介します。

野比海岸へ車で行く場合、「海沿い(高い・便利)」と「駅周辺(安い・少し歩く)」の2択になり、ここを間違えるとランチ代一食分が変わってくるため、要チェックです。

【海が目の前】の北下浦海岸通り駐車場(荷物が多い人向け)

海岸に一番近く、トイレも併設されている最も便利な市営駐車場ですが、料金は高めの設定です。

  • 場所: 野比海岸公園隣接(24時間営業)
  • 料金: 最初の1時間 500円 / 以降30分ごとに 250円
  • 最大料金: 2,000円(1回につき)
  • 注意: 「半日粘る」場合、後述の駅周辺より1,000円以上高くつく計算になります。「朝マズメの2〜3時間だけサクッと釣る」という短期決戦向きです。

【徒歩10分】駅周辺コインパーキング(節約派・長時間向け)

YRP野比駅から海へ向かう道沿いには、最大料金が安い民間駐車場が点在しています。海までは平坦な道を徒歩8〜10分ほどなので、キャリーカートがあれば苦になりません。

  • おすすめ: ナビパーク 野比第5(駅から海への動線上にあり便利)、三井のリパーク 横須賀野比第2 など
  • 料金相場: 24時間最大 700円〜900円 前後
  • メリット: 半日以上じっくり釣ってもお財布に優しく、近くにコンビニがあるため休憩もしやすいです。

釣果以外の「快適性」にかかわる結構必要な情報です。

コンビニ・トイレ事情

  • コンビニ: YRP野比駅前にある「セブン-イレブン」や「京急ストア」が最後の砦です。釣り場に出てしまうと、自販機はありますが食料を変える店はほぼないので、駅前でしっかり買い込んでから海岸へ向かいましょう。
  • トイレ: 「北下浦海岸通り駐車場」や「野比海岸公園」に公衆トイレがあります。比較的管理されていますが、紙がない場合に備えて持参すると安心です。

釣りに飽きたら…

  • ペリー公園(久里浜方面): 車ですぐの距離です。歴史を感じられるスポットです。
  • くりはま花の国: 季節の花が咲き乱れる広大な公園。家族連れなら、釣りとセットで訪れるのもアリです。

野比海岸の遊歩道は、ジョギングや犬の散歩コースとして地元の方に愛されています。トラブルなく楽しむために、以下の点を必ず守ってくださいね。

  • キャスト時は必ず後ろを確認する(人が通り過ぎるのを待つ)。
  • 遊歩道いっぱいに荷物を広げない。
  • 仕掛けを歩道側に放置しない。
  • ゴミは必ず持ち帰る。

ちなみに、波が良い日はサーファーも多く訪れます。サーファーが入っているポイントには仕掛けを投げないでください。トラブルの原因になりますし、お互いに危険です。

Q. 釣り具のレンタルはありますか?

A. ありません。

近くに釣具店もないため、竿やリールはもちろん、エサ(イソメ等)や予備の仕掛けも必ず事前に用意してきてください。最寄りの大型釣具店は久里浜港周辺になります。

Q. 夜釣りはできますか?

A. 可能です。

ただし、夜は真っ暗になるのでヘッドライトは必須です。また、駐車場の料金が夜間も加算される場合があるため、コストには注意してください。電車の方は終電を逃すと逃げ場がないので計画的に。

Q. 根掛かりは多いですか?

A. 基本は砂地ですが、場所によります。

基本的には砂地(サンド)なので根掛かりは少ないですが、先に記載した通り、所々に岩礁帯(シモリ)や海藻帯があります。特にヒラメ狙いで底をズル引きする場合は注意が必要です。

野比海岸の釣り場は、「ただの砂浜と思うなかれ。根掛かりのリスクと引き換えに『尺ギス』というロマンを追える玄人好みのフィールドでありながら、駐車場の使い分けで、コスパ良く楽しめる穴場」釣り場です!

初心者の方は南側の砂地エリアでのんびりと、腕に自信のある方は北側の根周りで大物との真剣勝負を。

それぞれのスタイルで、三浦の海を楽しんでください!

神奈川県の釣り場
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外ネタ情報局

こんにちは!「外ネタ情報局」局長です。 首都圏在住、東京湾奥を主なフィールドとする40代後半です。

釣り歴は30年以上、特に陸っぱりでの五目釣りを中心に、ハゼなどの小物からシーバスや黒鯛、テナガエビまで色々釣ってきました。このサイトでは、私が実際に調査したり巡った釣り場、独自の釣果データに基づいた釣り人だからこその実体験ベースの情報を提供します。

このサイトを始めたきっかけは、ネットで情報を探しても「知りたいことがなかなか見つからない!」というもどかしさから。
だからこそ、自分の経験をもとに、読者のみなさんに「参考になる情報」「使える情報」を届けたいと思っています。

また、釣りだけでなく、釣った魚を美味しく楽しむためのキャンプ・アウトドア料理も得意です。釣り、キャンプ、料理、お酒、旅行といった好きなことを通して、遊びと食を連携させた「外での最高の楽しみ方」を提案します。

そして、最も大事にしているのは「ルールとマナー」です。ゴミは持ち帰り、釣り禁止場所では釣りをしないなど、次世代も楽しめる環境を守るための情報発信にも力を入れています。

釣り初心者やファミリーはもちろん、40代・50代のアングラーにも役立つ情報(外ネタ)と「楽しさ」を届けられるよう更新していくので、どうぞよろしくお願いいたします!

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