横浜市金沢区にある柴漁港は、東京湾の豊かな海産物が水揚げされる活気ある漁港です。
「ここで釣りができたら釣れそう!」と思う方も多いかもしれませんが、漁業の現場であるため、一般の釣り人に対しては厳しいルールが設けられています。
結論から言うと、柴漁港内での岸壁からの釣りは原則禁止となっています。
【柴漁港】の現在の状況
【柴漁港】の基本情報
| 項目 | 詳細 |
| 名称 | 柴漁港(しばぎょこう) |
| 住所 | 〒236-0012 神奈川県横浜市金沢区柴町 |
| アクセス | 金沢シーサイドライン「海の公園柴口駅」から徒歩約3分 |
| 駐車場 | あり(主に漁協関係者・船宿の利用者専用) |
| トイレ | 漁港周辺・隣接する海の公園内にあり |
| 釣りの可否 | 岸壁からの釣りは原則禁止 ※遊漁船(船釣り)の利用は可能 |
【柴漁港】は、なぜ岸壁からの釣りが禁止になってしまったのか?
柴漁港は本来、漁業従事者が仕事をするための施設であり、一般の釣り人が立ち入ることで、以下のような深刻な問題が発生するため、釣りが禁止されています。
- 漁業活動の妨害: 釣り人の放置したゴミ(仕掛けやコマセなど)が漁網に絡んだり、作業スペースを占拠したりすることで、漁師さんの業務に大きな支障が出ます。
- 船舶への被害: 係留されている船のロープや船体そのものに釣り針が引っかかり、高額な修理費用が発生するトラブルが絶えません。
- 安全上の危険: 重機が動いたり、船が頻繁に出入りしたりする作業エリアでは、一般人が海へ転落するなどの重大事故に繋がる危険性が非常に高いためです。
【代替案】堤防がダメならこれ!柴漁港周辺で釣りを楽しむ2つの方法

柴漁港内の岸壁からは釣りができませんが、せっかくここまで足を運んだなら別の方法で釣りを楽しみましょう。
すぐ隣の公園で手軽に楽しむ「岸壁釣り」と、柴漁港ならではの「船釣り」の2つの代替案をご紹介します。
代替案①:すぐ近く!「海の公園 南側BBQ場前岸壁」で岸壁釣り

柴漁港から歩いてすぐの場所にある、釣りが可能な「海の公園」エリア外の岸壁です。
- 特徴: 足場が良く、家族連れでも安心して楽しめます。水深は3〜4mと浅めです。
- 狙える魚:
- シーバス(フッコ): 夜釣りなどでも狙うことができます。
- メバル・カサゴ: 岸壁の際を探ることで根魚が釣れます。
- 注意点: 「投げ釣り」は危険なため禁止されています。
足元に落とすサビキ釣りや探り釣りなどに留め、周囲の安全を確認して楽しみましょう。ちなみに、秋から冬は海藻が多く根がかりに注意が必要です。
②柴漁港から「船釣り(遊漁船)」で東京湾を満喫する
岸壁からの釣りはNGですが、実は柴漁港は「船釣り(船宿)」の拠点として非常に有名です。
これを機に、本格的な船釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
- 提案: 柴漁港から出船している「小柴丸」や「はやぶさ丸」などの船宿を利用したオフショアフィッシング。
乗船料金はアジの半日船(午前・午後)で6,000円〜7,000円前後が目安です。 - メリット: 岸からは狙えない大型のアジ、イシモチ、タチウオなどをプロの船長の案内で確実に狙うことができます。
多くの船宿でレンタルタックル(釣り竿の貸出)が用意されており、手ぶらで初心者でも合法かつ安全に、柴漁港から海へ出て釣りを楽しむことができます。
まとめ:【柴漁港】の釣り事情まとめと、安全に楽しむためのルール

柴漁港は、漁業従事者の安全確保や船舶への被害を防ぐため、現在は岸壁からの釣りが原則禁止(関係者以外立入禁止)となっています。
柴漁港周辺エリアまで足を運んだ際は、無理に港内に侵入するようなことは絶対に避け、前述した近隣の許可エリア(海の公園)や、柴漁港から出船する船釣りなどを活用して合法的に釣りを楽しみましょう。
漁港は漁師さんたちにとって非常に大切な職場です。
近隣でのトラブルやゴミの放置が続くと、周辺の釣り場まで連鎖的に閉鎖されてしまう恐れがあるので、柴漁港の環境を守るためにも、現地のルール・看板の指示を厳守し、マナーを持った行動をしましょう。
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