釣りで使う釣り餌「青イソメ」について
青イソメとは?
青イソメは、海釣りで最もポピュラーな釣り餌の一つで、生命力が強く、多くの魚種が好むため、万能エサとして知られています。
その特徴的な青みがかった体色から「青イソメ」と呼ばれます。
青イソメの魅力と特徴
- 別名:アオムシ(関西の釣り人はこう呼んでました)、イソメ、ゴカイとも呼ばれます。
- 多様な魚種に効果的: キス、カレイ、ハゼ、メバル、アジなど、幅広い魚種に効果があります。
- 生命力が高い: 砂と一緒に保管すれば、数日間は生きているため、釣り場まで持ち運びやすいです。
- 安価: 比較的安価に入手できるため、経済的です。
- 扱いやすい: 柔らかく、針に刺しやすいです。
青イソメの選び方
釣り具屋で買うときは、中々選べませんが、水槽にいる青イソメを確認して、状態が悪そうだったら、違うお店で購入することをオススメします。活きの良さによって釣果は変わりますよ。
- 活き: 動きが活発で、体色が鮮やかなものを選びましょう。
- サイズ: 目標とする魚種に合わせてサイズを選びましょう。
- 状態: 傷ついていたり、乾燥しているものは避けましょう。
青イソメの保管方法
釣り場で青イソメを長持ちさせるためには、直射日光を避け、湿らせた新聞紙に包んでクーラーボックスに入れておくと、釣りが終わるまで元気な状態で使えます。
また、余った青イソメは冷蔵庫に入れておけば、数日間は保存可能ですが、早めに使い切るのがベストです。
- 冷蔵保存: 他のイソメ類同様、冷蔵庫の野菜室で、バーミキュラや木くずと一緒に保管します。
- 冷凍: 長期保存する場合は冷凍庫で保存します。解凍する際は冷蔵庫でゆっくりと解凍するのがおすすめです。
- 塩漬け:少し手間はかかりますが、塩漬けにしてからの冷蔵保存が長期保存に向いています
青イソメの付け方
- 丸ごと付ける: アピール力が強く、大型の魚を狙うときに有効です。
- 細かくカットする: 小型の魚を狙うときや、複数の針に付ける際に有効です。
- 房掛け: カレイ釣りなど、複数の針にまとめて付ける方法です。
青イソメを使った釣り方
青イソメを針に掛ける際には、まず適切なサイズに切り分けることがポイントです。小さな魚を狙うなら短く、サイズが大きい場合はそのままフルサイズで使うこともあります。針をイソメの頭から刺し、体全体にしっかり通して固定します。これにより、魚に見つかりやすくなり、しかも餌が取れにくくなります。
- 投げ釣り: キス、カレイ、ハゼなど、広範囲に探りたいときに有効です。
- ウキ釣り: メバル、アジ、カサゴなど、比較的浅い場所で魚を狙うときに有効です。
- 胴付き仕掛け: カワハギ、ベラなど、海底付近の魚を狙うときに有効です。
- 穴釣り: カサゴ、ソイなど、岩礁帯の隙間に潜んでいる魚を狙うときに有効です。
青イソメのメリット・デメリット・注意点
メリット | デメリット | 注意点 |
---|---|---|
多様な魚種に効果的 | 臭い | 保存方法に注意 |
生命力が高い | 触り心地 | 付け方を工夫する |
安価 | 鮮度が悪いと身切れしやすい | 噛まれないようにする |
扱いやすい | エサ取りに弱い | 釣り場でも温度上昇に注意する |
青イソメの代用
青イソメが手に入らない場合は無いと思いますが、手に入らなかった場合は、以下のエサが代用になります。所謂ゴカイ系ですね。
- 石ゴカイ(ジャリメ): 青イソメと似た特徴を持ちますが、青イソメより細く身が柔らかい為、キスなどの釣りに向いているエサです。
- マムシ: 青イソメに比べてやや大きめで、独特の強い匂いを放ちます。
青イソメを使う上でのコツ
- 臭いが気になる場合は、軍手などを着用する。
- 嚙まれると痛いので、針に付ける際は頭を落とす。ただ、一気に弱るので臨機応変に。
- 体液が多い個体は石粉を付けて滑り止めを施す。
- 長いので、カット用に小さいハサミがあると便利。
青イソメの釣り人あるある。
- 噛まれた瞬間ビクッってなる!そこまで痛くないけど焦る!
- 体液が多いとぬるぬるして、中々針にさせない!
- 切った半身を忘れて、乾燥させがち!
- 余った青イソメは、他の釣り人にプレゼントしがち!
まとめ
青イソメを使う時は、潮の流れがある場所や、魚の活性が高い時には動きがよく、魚にアピールできるので効果的です。また、潮が緩やかな時には、じっくりと待つ釣り方が合います。こうした状況に合わせて青イソメを使いこなせれば、さらに釣果がアップします。
青イソメは、夜釣りでも昼間の釣りでも使える万能な釣り餌ですが、その特徴や扱い方を知ることが、より釣果アップにつながります。
ちなみに僕は、うなぎ釣りでも、青イソメを使い何匹も釣りあげています。本当に万能エサですので、この記事を参考に、自分に合った使い方を見つけて、様々な業種と爆釣目指して楽しんでください。