「ぬ」の釣り言葉・用語(収録数:7単語)
・抜き上げ(ぬきあげ)
掛かった魚をタモ網などを使わずに、竿の力だけで一気に引き上げる技法。小型魚や足場の高い釣り場で用いられるが、竿本体だけではなく、仕掛けや針の強度も重要。無理に行うと釣り竿が折れる可能性もある為、注意が必要です。
・縫い刺し(ぬいさし)
魚の切り身などのエサを針に付ける際、縫うように針を数回通して刺していく方法。基本的に柔らかいエサが外れにくくなりエサ持ちが長くなる。
・ヌカエサ
米ぬかを主成分とした撒き餌。チヌ(黒鯛)釣りやダンゴ釣りで広く使用され、安価で集魚効果が高い。またサビキ釣りのアミコマセに混ぜるのも集魚効果アップにつながる。
・ヌカダンゴ
米ぬかに砂やオキアミ、さなぎ粉などを混ぜて作る団子状の撒き餌。針を中に仕込んで投げ入れ、魚をポイントに集める。
・ヌカ切り(ぬかぎり)
ヌカダンゴの中心にエサを仕込んで手投げし、魚を誘う釣法。主に堤防の基礎部などで効果的で、上層のエサ取りをかわし底近くの大物を狙える。
・主(ぬし)
釣り場に長年生息しているとされる大型の魚を指す俗語で、大物が掛かったときなど主を釣りあげたといって盛り上がる。
・ヌメリ
魚の表面にある粘液。釣り道具や手に付着すると滑りやすくなるため、釣行後の手入れが重要。粗塩や米ぬかで落とすことが一般的。調理する際は、このヌメリを取るか取らないかで味が変わる。