PR

【釣り用語】「ボウズ」って何?ベテランも震えるその意味と、坊主回避の秘策を解説!

釣り用語ボウズを紹介するTOP画像 釣り用語・釣り言葉集

こんにちは、外ネタ情報局の局長です。

先日、いつもの堤防で釣りをしていたら、近くの子供と父親の会話で、こんな声が聞こえました。

「ねえ、隣のおじさんが『今日はボウズだ~』って嘆いていたけど、髪の毛切るのかな?」

……違います。 そのおじさんは、髪を切るのではなく、「魚」に出会えなかったのです。

今回は、釣り人にとって最も恐ろしく、そして誰もが一度は通る道である「ボウズ」という言葉について、長年釣りをしてきた釣り師の視点から、涙あり笑いありで解説します。

結論から言います。

釣りの世界で使う「ボウズ」とは、狙った魚はおろか、外道(狙っていない魚)すら一匹も釣れずに釣行を終えることを指します。

つまり、釣果ゼロ。完全敗北です。

AIや辞書で調べると単に「成果がないこと」と出ますが、現場のニュアンスはもっと悲壮です。

「早起きして、高い道具を揃えて、遠くまで来たのに……何もなかった!」という徒労感もセットになった言葉、それがボウズ」です。

なぜ「ボウズ」と呼ぶの?(由来・語源)

諸説ありますが、酒の席での釣り談義でよく語られるのは以下の2つです。

  1. 「毛(け)がない」=「獲(け)がない」説
    お坊さんの頭には髪の毛がありません。そこから「毛がない」→「獲物(えもの)がない」→「魚がいない」と変化したという語呂合わせ説。
  2. 「殺生(せっしょう)をしない」説
    お坊さんは生き物の命を奪いません。魚が釣れなかった=「殺生をしなかった」ということで、「今日はお坊さんのような行いをしたな(皮肉)」という説。

どちらにせよ、釣り人にとってはあまりありがたくない称号です(笑)。

釣果ゼロに落ち込む釣り人

「初心者のうちはボウズでも仕方ないよね」と思ったあなた。

甘いです。ボウズは、プロでもベテランでも平等に、時に残酷に襲いかかります。

ここで、私が過去に経験した、今思い出しても身震いする「伝説の大ボウズ」エピソードを共有させてください。

ある日の釣行でした……

その日の私は、いつになく気合が入っていました。「今日は絶対に爆釣(ばくちょう)する」という謎の確信があったのです。

その証拠に、私は釣具屋で「青イソメ」を2パック購入し、さらに冷凍沖アミ、人工イソメも持参しました。

通常、半日楽しむなら1パックで十分。それを2パックも買うということは、「餌が足りなくなるほど魚が釣れまくるはずだ」という、強気すぎる皮算用があったからです。

意気揚々と釣り場に入ったのは、大潮2日目の曇り空で、適度な風もある早朝4時半。

朝マズメ(日の出のチャンスタイム)……異常なし。

日中……異常なし。

夕マズメ……異常なし。

2パックもあった大量の青イソメは、魚に食べられることなく、ただ時間とともに弱っていきます。もちろんオキアミも、しっかり解凍されてキレイなオレンジ色です。

普通ならここで諦めて帰りますが、その日の私は何かに取り憑かれていました。

「このままでは帰れない」「2パックも買ったのに」という意地だけで延長戦に突入。

日が暮れ、夜釣りになり、周囲の釣り人が一人、また一人と帰っていく中、私は一人、エサの付け方や、大きさ、種類を変えながら暗闇に向かって竿を振り続けました。

気がつけば日付が変わり、時計の針は深夜2時。

朝4時半から翌2時まで、実に22時間半。 ほぼ丸一日、不眠不休で糸を垂らし続けた結果、私のクーラーボックスに入っていたのは何だと思いますか?

「空気」です!

アタリすら一度もない、完全無欠のボウズ。

深夜2時の海風に吹かれながら、弱り切った大量の青イソメと、黒ずんできた冷凍オキアミ。そして、空っぽのクーラーボックスを見つめた時のあの「虚無感」は、言葉では言い表せません...><

このように、どれだけ準備をしても、どれだけ時間をかけても、ダメな時はダメ。 釣りとは、それほどまでに思い通りにならない、だからこそ面白い(と自分に言い聞かせないとやっていられない)趣味なのです。

それでも、やっぱり魚の顔が見たい! そんな時のために、本命が釣れなくても「とりあえず何か釣る」ための「ボウズ逃(のが)れ」というテクニックがあります。

1. プライドを捨てて「サビキ釣り」をする

大きな魚を狙うのを一旦諦め、小さな針がたくさんついた「サビキ」を足元に落としてみましょう。アジやイワシなら、回遊さえあれば初心者でも数釣りが楽しめます。

2. 足元の「カサゴ」や「メバル」を狙う

魚がいなさそうに見えても、堤防の壁際や岩の隙間には、カサゴなどの根魚(ねざかな)が潜んでいることが多いです。

彼らはそこに「居つき」で生活しているので、目の前に餌を落とせば食ってくる確率が高い、まさにボウズ逃れの救世主です。

3. 「ボウズ」を受け入れて海を楽しむ

これが究極の奥義です。

釣れない時間は、海を眺めてコーヒーを飲む時間。 「今日は魚に命を拾わせてやったんだ」と、由来通りにお坊さんのような広い心を持ちましょう。

そうすれば、精神的なダメージはゼロです。

釣れなくても海と夕日を楽しむ釣り人

「ボウズ」とは、一匹も釣れないこと。 しかし、釣り場に通っていると、「今日はボウズだったけど、綺麗な夕日が見れたからいいか」と思える日が必ず来ます。

自然相手の遊びですから、思い通りにいかないのも面白さの一つ。

もし次回の釣りでボウズを食らったら、「22時間半やってボウズだった人もいるんだから、自分はまだマシだ」と笑い飛ばしてくださいね!

タイトルとURLをコピーしました