逗子マリーナに隣接し、ヤシの木が揺れるリゾートのような雰囲気と、昔ながらの漁師町の風情が入り交じる神奈川県の「小坪港」。
湘南エリアをドライブがてら「ちょっと竿を出してみたいな」と思う方も多いのではないでしょうか。
そこで、気になる小坪港で実際に魚釣りが出来るのか、どうかですが……。

「小坪港では(ルアー・エサ釣り問わず)港内全面釣り禁止」なのです!
ということで、この記事では、小坪港で釣りができない理由と、周辺で安全に釣りが楽しめるおすすめの代替スポットをご紹介します。
【小坪港】の現在の状況
かつては多くの釣り人で賑わっていたエリアですが、現在は漁業関係者および遊漁船の利用者など関係者以外は立ち入りができません。
「少しだけなら大丈夫だろう」「誰も見ていないから」といった軽い気持ちでの無断侵入や竿出しは、不法侵入として警察に通報されるリスクもありますので、現地の看板やルールには絶対に従いましょう。
【小坪港】の基本情報

| 項目 | 詳細 |
| 名称 | 小坪港(こつぼこう) |
| 住所 | 神奈川県逗子市小坪 |
| アクセス | 【電車・バス】JR逗子駅または鎌倉駅から京急バスに乗車、「小坪」下車すぐ 【車】横浜横須賀道路・朝比奈ICから約7km |
| 駐車場 | 近隣に有料コインパーキングあり(※遊漁船利用者は船宿指定の駐車場あり) |
| トイレ | 隣接する小坪海浜公園周辺に公衆トイレあり |
| 釣りの可否 | 港内全面釣り禁止 ※防波堤周辺やテトラ帯も立ち入り禁止および危険箇所となっているため不可 |
【小坪港】は、なぜ全面釣り禁止なの?
一番の大きな理由は、漁師さんや遊漁船のスタッフさんたちの「お仕事の邪魔」になってしまっていたというリアルな背景があります。
小坪港は多くの漁船が頻繁に出入りし、海のプロたちが日々活発に作業を行っている大切な共同作業場です。
しかし残念なことに、係留されている船のロープ(係船ロープ)に、釣り人が投げたルアーや仕掛けが絡まり、そのまま放置されるトラブルが以前から後を絶ちませんでした。
船のスクリューに針が巻き込まれたり、ロープを手繰り寄せる際に漁師さんがケガをしてしまう危険性があったのですね。
港は漁業権が設定された海域で活動し、海から生活の糧を得る方々のための職場でもあります。関係者の方々への感謝を忘れず、ルール遵守を徹底することは、釣りを楽しむうえでの大前提。
漁業や船舶の安全な往来を守り、これ以上業務に支障を出さないためにも、現在の厳しい措置はやむを得ないものと深く納得させられます。
ここがダメならこれ!小坪港周辺で釣りを楽しむ2つの代替案
小坪港で釣りができなくてもがっかりしないでください。逗子・鎌倉エリアには、釣り人を歓迎してくれる素晴らしいスポットがたくさんあるので、ここでは、2つの代替案をご提案します。
代替案①:すぐ近く!「田越川河口部・逗子海岸周辺」で安全に海釣りを楽しむ
小坪港から車や自転車で少し移動した先にあるのが、逗子海岸と田越川が交わる河口周辺のエリアです。広々とした砂浜と川の流れ込みが交差する絶好のロケーションが広がっています。
これまで長きにわたり陸っぱりから様々な魚を追いかけてきましたが、この汽水域は特有の恩恵があり、のんびりと波音を聞きながら竿を出すのにぴったりなスポットなんですよ。
▼ここで狙える魚とおすすめの釣り方
- シーバス・クロダイ:淡水と海水が混ざる汽水域は、ルアーフィッシングやウキ釣りの好ポイント。朝夕のマズメ時を狙って川の流れのヨレを探ると、小魚を追ってきたフッコクラスのシーバスやクロダイが顔を出してくれます。
- ハゼ・シロギス:砂地が広がっているため、投げ釣りもおすすめです。のべ竿を使ったハゼ釣りはもちろん、市販の投げ釣り仕掛けにイソメをつけて軽く投げ、ゆっくりと引きずるだけで小気味よいアタリを楽しめます。初心者の方でも十分チャンスがありますよ。
⚠️ 行く前に知っておきたい注意点
逗子海岸周辺は夏場(海水浴シーズン)になるとエリア規制が入り、多くの人で賑わうため日中の釣りは実質的に困難になります。
また、年間を通じてサーファーやマリンスポーツを楽しむ方も多い海域です。
仕掛けを投げる際は必ず周囲の安全を確認し、トラブルのないように気を配りましょう。釣れた外道やゴミを砂浜に放置するのは厳禁です。
代替案②:小坪港周辺から「船釣り(遊漁船など)」で満喫する
岸からの釣りが制限されていても、どうしてもこのエリアで新鮮な魚を釣りたい!という方には、小坪港を拠点とする船宿を利用したオフショア(船釣り)のプランが断然おすすめです。
▼船釣りをおすすめする理由
「小坪港は釣り禁止じゃないの?」と思うかもしれませんが、港から出船する遊漁船に乗って沖へ出るのはもちろんOK。実は小坪港は、神奈川県内でも有数の船宿が集まる激戦区なんです。
たとえば、親切な対応で初心者にも人気のある【洋征丸】や、豊富な実績を持つ【太郎丸】といった頼れる船宿がずらりと並んでいます。
彼らの船に乗れば、岸からはなかなか届かない【相模湾の沖合】や【逗子沖】といった一級ポイントへダイレクトにアプローチが可能。場所取りのストレスもなく、船長さんがその日一番釣れる場所へ連れて行ってくれるので、アジやマダイ、季節の青物など、クーラーボックス満タンの釣果も夢ではありません。
レンタルタックルが充実している船宿も多いので、手ぶら感覚で挑戦できるのも嬉しいポイントです。
【小坪港】の釣り事情まとめと、安全に楽しむためのルール

小坪港は、港内でのルアーや仕掛けの係船ロープへの絡みトラブルなど、漁港業務の安全確保の観点から現在は全域で釣りが禁止されています。現地を訪れた際は、マリーナの美しい景色や漁師町の風情を楽しむ散策にとどめておきましょう。
どうしても周辺エリアで釣りがしたい時は、マナーを守って逗子海岸周辺の許可エリアへ足を運ぶか、港の船宿を利用してダイナミックな船釣りに挑戦してみてくださいね。
地域や港への感謝を忘れず、正しい場所でフィッシングライフを満喫するのが外ネタ流です!
.png)